不動産一括査定のデメリットや注意点、よくあるトラブルを踏まえて向いていない人を紹介

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不動産一括査定のデメリット・トラブル

不動産一括査定は、インターネット上で所有する物件の情報を入力すると、複数の不動産会社が自動的に見つかり一度に査定を依頼できるサービスです。

とても便利なサービスですが、不動産一括査定には、以下のようなデメリットトラブルもあります。

不動産一括査定サイトは無料で利用できます。

不動産一括査定サイトは不動産仲介会社が費用を負担して運営しているため、売主から利用料を取る必要がないのです。

また、不動産一括査定サイトが自分に向いている・向いていないかも把握しておく必要があります。

【不動産一括査定に向いている人・向いていない人】

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不動産一括査定に向いている人不動産一括査定に向いていない人
複数社に査定依頼をする時間がない忙しい人地域密着の小規模な不動産会社を比較したい人
まずは不動産の価格だけ知っておきたい人

これらを理解したうえで、自分に合った査定方法を見つけ、売却の成功率をアップさせましょう。

この記事では、不動産一括査定のデメリットだけでなく、メリット、向いている人・向いていない人についても詳しく解説していきます。

この記事を読めば、自身が一括査定に向いているのかどうか正しく判断できるようになります。

ぜひ最後までお読みください。

不動産売却を検討の際には最低3社の一括査定を利用することがおすすめ

査定額をより正確に出したい場合は、不動産会社1社のみではなく、少なくとも2〜3社まとめて査定を依頼するようにしましょう。

1社だけの査定額だと、相場よりも低い価格で売却して、損をしてしまうかもしれません。

2~3社に依頼すれば、数字を照らし合わせていくらが相場なのかチェックができ、売り出し価格を決める際の参考になります。

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上記の中からあなたのニーズに合う不動産一括査定サイトを選んでチェックしてみましょう。

不動産一括査定サイトの評判を確認したい方は以下の記事も参考にしてみて下さい。

おすすめ不動産一括査定サイト17社の評判や選び方を徹底解説

不動産一括査定のメリットデメリットについて「すまいステップ」の公式YouTubeチャンネルで解説されている動画も参考にしてください。
不動産一括査定使って大丈夫?メリット・デメリットを解説

目次

不動産一括査定3つのデメリット

便利でスムーズな売却活動を進めるためのツールとして有効な不動産一括査定には、実は以下3つのようなデメリットがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

全ての不動産会社に査定を依頼できるわけではない

1つめは「全ての不動産会社に査定を依頼できるわけではない」という点です。

いずれの一括査定サイトも、日本全国全ての不動産会社と提携しているわけではありません。

つまり一括査定サイトと提携していない不動産会社に対しては、一括査定を通した査定依頼ができないのです。

不動産会社は手数料を支払って一括査定サービスと提携する仕組みになっているため、手数料を支払いたくない不動産会社は一括サイトを利用しない場合もあるでしょう。

また地域に根ざした営業をしている小規模な不動産会社は、対象とする地域だけで活動が完結するため、わざわざ一括査定サービスに登録していないこともあります。

このような事情もあり、一括査定では全ての不動産会社に査定依頼できるわけではないのです。

査定依頼したいと思っている不動産会社が一括査定サービスと提携していない場合、個別に査定依頼する手間と時間がかかってしまいます。

その点は忙しい現代人にとってはデメリットといえるでしょう。

実際に以下のような口コミがあります。

  • 大手3社のみレスポンスがあったが、地元の不動産会社の対応も知りたかったので、多少残念だった。
  • 大手6社以外の査定額がわからないところが不便だなと思いました。

一括査定サービスのエリア対象外になっている場合は、地域密着型の不動産会社に個人的に査定依頼をしましょう。

地域によって査定対象外になることがある

2つめは「地域によって査定対象外になることがある」という点です。

先にもお伝えしたとおり、「一括査定サービスと提携している不動産会社」にしか査定依頼を申し込めません。

そのため国内には「一括査定サービスと提携する不動産会社が少ないエリア」もあります。

そうしたエリアでは一括査定サービスを利用しても査定依頼先が少なかったり、まったく見つからなかったりするケースもあるのです。

たとえば東北地方、中国地方など、人口が減少していて地価が値下がりしているエリアの場合です。

「手数料を支払って一括査定サービスと提携してもコストばかりかかって、集客の見込みがあまりない」と不動産会社が判断し、一括査定に登録していないことがあります。

実際に以下のような口コミがあります。

  • 査定できる場所が限られる。私が住んでいるのは中国地方だが、査定の対象外と言う事で提示すら受けられなかった。
  • 対象エリアから外れているようで1社にしか査定を依頼できませんでした。

一括査定サービスのエリア対象外になっている場合は、地域密着型の不動産会社に個人的に査定依頼をしましょう。

査定価格で売却できるわけではない

3つめは「査定価格で売却できるわけではない」という点です。

一括査定で複数社の査定額を比較し、高値で査定額を出してくれた業者に依頼したとしても、その価格で売れるとは限りません。

不動産売却の場合、売主と買主が双方に合意した価格で不動産の売買が成立するため、必ずしも査定額で売れる保証はないのです。

また買主が見つからない場合は購入を検討してもらえるように売り出し中に値下げを行うこともあります。

そのため高値の査定額がついたとしても、査定価格で売却できるわけではないという点はデメリットであるといえます。

実際に以下のような口コミがあります。

査定依頼後に複数社から連絡があったが、印象が良く、高めの見積もりをしてくれた最初の不動産屋さんにお願いすることにした。
希望額より若干下げた価格にはなったが、当初目標だった3か月程度で成約し、満足度はかなり高い。

ただし一方で、売主は売り出し価格を自分でつけることができるため、その金額で買い手さえ見つかれば、査定価格より高く売却できる可能性もあります。

とくに、築浅物件や住みたい街ランキング上位にランクインしているような物件は需要が高いため、強気の金額設定でも買い手が見つかる可能性があるということは知っておきましょう。

不動産一括査定を利用した場合によくあるトラブル3つ

不動産一括査定を利用する際、一括査定サービスによってはトラブルが発生するリスクがあります。

そのため、ここでは「どのようなトラブルがよく発生しているのか」をあらかじめ把握できるように「不動産一括査定を利用したよくあるトラブル」を3つご紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

相場からかけ離れた査定額を提示される

1つめは、「相場からかけ離れた査定額を提示される」というトラブルです。

たとえば、あるマンションの部屋Aが3000万円で売り出されているのに、同じ階にある自分の部屋の査定額が1000万円と安すぎたり、5000万円と高すぎたりする場合、不動産会社が売主を騙そうとしているケースがほとんどです。

相場と比較して安すぎる査定額を提示するのは、早く買い手を見つけて短期間で仲介手数料を手に入れたいと悪徳業者が考えているからです。

また、相場と比較して高すぎる査定額を提示するのは、媒介契約を獲得したいからで、わざと高い金額を提示し、契約後に大幅な値下げを提案するといったケースがあります。

詐欺ではないが、通常の物件の売却査定。A社が2000万円、B社が2400万円、C社が2800万円。お客さんは当然C社に頼む。
だとすると不動産屋によっては売れないと知りながら法外な査定出す可能性高い。あくまでも査定額。責任ない。
そして売れないからだんだん金額を下げて、結局2000万円で売れる。
出典:Twittar

マンションの査定で5千万円違うことってある?
営業さんと同じ会社のシュミレーションとの差が5千万…5千円じゃなくてさ。
不動産業が詐欺すぎて新しいマンション探す気持ち萎えたわ
出典:Twitter

こうしたトラブルがあるため、相場と比較して査定額が安すぎたり、高すぎたりする場合は、悪徳業者の可能性があるため、契約を結ばないようにしましょう。

営業電話がしつこくかかってくる

2つめは「営業電話がしつこくかかってくる」というトラブルです。

不動産一括査定は、「不動産会社が売却を検討している顧客を見つけるための営業活動の一環」として利用されています。

一括査定のうちの1社として選ばれれば、不動産を売りたい顧客と連絡が取り合えるようになるため、一括査定サービスと提携する不動産会社が多い傾向にあります。

こうした背景があるため、顧客が査定を依頼すると、不動産会社から営業の電話がかかってくることはよくあります。

しかし「すぐに売却するつもりはない」と伝えているのにしつこく電話をかけてきたり、ほかの不動産会社と売却の話が進んでいるにも関わらず頻繁に電話をかけてくる場合は、迷惑行為を気にしない悪徳業者である可能性があるでしょう。

不動産会社は個人に対する迷惑電話を法律で禁止されているため、しつこい電話は違法になります。

実際に以下のようなトラブル例があります。

マンション売却のために10社程査定依頼を出してるけど営業電話かかりまくるのが嫌なので「電話でのご連絡はしないでください」と添えてるにもかかわらず、初っ端から電話をかけてくる会社もいくつあって、そんな簡単なお願いも守れない会社には頼みたくないなーと良いフィルタリングになった。
出典:Twitter

しつこい営業電話や悪徳業者からの勧誘が止まらない場合は、一括査定サイトの運営会社に問い合わせ、営業電話の止まらない不動産会社の名前を伝えて、連絡をストップするように対応してもらえます

またできれば、一括査定サイトを利用する際に、相談窓口が設けられているサイトを利用すると、しつこい営業をする不動産会社に対して厳しく対応してくれるのでおすすめです。

売れにくい物件の場合に適当な対応をされる

3つめは「売れにくい物件の場合に適当な対応をされる」というトラブルです。

不動産の一括査定を依頼後、不動産会社が査定額を連絡してくれたとしても、本音として「この物件は売れにくいからあまり力を入れる必要はない」と判断され、その後いい加減な対応をされるケースがあります。

不動産会社の仲介事業の利益は仲介手数料(売買成立の成功報酬)であるため、売れにくい不動産は相手にされない可能性があるのです。

問い合わせ件数の多い大手不動産会社に、この傾向が強いといえます。

不動産一括査定3つのメリット

ここまで不動産の一括査定について、デメリットやよくあるトラブルについて解説しましたが、不動産の一括査定にはメリットもあります。

一括査定のデメリットだけでなく、メリットも知っておくことで一括査定サービスが自身にとって必要なサービスかどうかを判断しやすくなります。

そこで3章では不動産一括査定のメリットを以下3つご紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

簡単、スムーズに査定依頼ができる

1つめは「簡単、スムーズに査定依頼ができる」ことです。

一括査定では、複数の会社に対して一度にまとめて査定依頼ができるため、手間や時間を取られずスムーズな査定依頼が可能です。

また入力項目はそれほど多くないため、簡単に査定依頼ができます。

複数社に査定を依頼する際、「一括査定を利用した場合」と「自分で複数社に対して査定依頼をする場合」で、そのスムーズさを比べてみましょう。

【一括査定を利用した場合と自分で依頼した場合の例】

スクロールできます
▼一括査定を利用した場合

①一括査定サイトで必要な情報を入力
②複数の不動産会社から机上査定結果や連絡が届く
③各社の訪問査定を受ける
④不動産会社を決定する
▼自分で不動産会社を探して依頼した場合

①候補となる不動産会社を複数ピックアップする
②不動産会社に問い合わせる
③査定に必要な情報を伝える
④机上査定結果を聞く
⑤訪問査定を受ける
⑥ほかの候補会社でも②~⑤を行う
⑦不動産会社を決定する

このように比較してみると、簡単さ・スムーズさは圧倒的に一括査定に軍配が上がります。

したがって、査定の依頼に手間や時間をかけたくない人には、一括査定が適しているといえるでしょう。

優良な不動産会社を見つけやすくなる

2つめは「優良な不動産会社を見つけやすくなる」ことです。

「同じ依頼条件」で「同時」に複数の不動産会社へ査定を依頼できるため、

  • 対応の迅速さ・誠実さがあるかどうか
  • 希望していた売却価格と相場との乖離がないかどうか

といった点を比較しやすくなり、優良な不動産会社を見つけやすくなるのです。

たとえば、以下のような条件で一括査定を行った場合を考えてみましょう。

【対象の不動産例】

住所埼玉県所沢市
建物面積34坪
土地面積65坪
築年数1977年
建物構造木造
最寄りまでのアクセス徒歩7分

その結果、各会社について以下のことがわかりました。

スクロールできます
A社【対応】
査定依頼した日に連絡をもらえ、すぐに訪問査定日が決まった。対応は丁寧で気遣いがある。メールの返信も早い。

【査定額】
3300万円
B社【対応】
査定依頼から3日後に連絡があった。訪問査定日は無事決定したが、対応は少し雑な印象。

【査定額】
3250万円
C社【対応】
査定依頼した日に連絡をもらえた。対応は可もなく不可もなく。淡々としている。

【査定額】
3300万円
D社【対応】
査定依頼から5日後に連絡があった。連絡しても電話はつながらず、メールの返信も遅い。

【査定額】
3400万円

上記の例の場合、対応も査定額も納得のいくA社に決定しようと思えるのではないでしょうか。

このように一括査定を利用して同じ条件で査定依頼した場合、会社ごとの「対応」「査定額」「売却プラン」などを同時に比較できます。

そのためより良い不動産会社を見つけやすくなるのです。

したがって、優良な不動産会社を見つけられるという点は、一括査定の大きなメリットといえるでしょう。

目的に合う不動産会社を見つけやすい

3つめは「目的に合う不動産会社を見つけやすい」ことです。

不動産を売却するといっても、

  • マンション
  • 一戸建て住宅
  • 土地

のうち、どの種別を売却したいのかは人によって異なります。

不動産の所在地や不動産売却で重視すること・希望することも、人によってさまざまです。

また不動産会社によって得意とする「不動産種別」「エリア」などが違うため、売却の目的・条件に合わせて自身で最適な不動産会社を選択するのは簡単ではありません。

さまざまな不動産会社に問い合わせて目的に合う売却ができるかどうかを確認する作業には、時間と手間がかかってしまうでしょう。

「何件も不動産会社に当たってみたけれど、自分の目的に沿う会社に出会えない」という事態に陥る可能性もあります。

そこで一括査定を利用すれば、査定を依頼する段階で自身の目的に沿って不動産会社を絞り、査定を依頼できます。

そのため、時間や手間をかけずに目的に合う不動産会社が見つけられるのです。

このように不動産売却の目的・条件を叶えてくれる不動産会社に出会える可能性が高いという点は、不動産一括査定のメリットといえます。

不動産一括査定に向いている人・向いていない人

ここまで、不動産一括査定のメリット・デメリットをそれぞれご紹介しました。

ご自身が一括査定を利用するかどうかしっかり判断するためには、「一括査定に向いている人」「向いていない人」の特徴を知りましょう。

そうすることで、最終的に利用するべきかどうかを明確に判断できます。

ここでは、不動産一括査定に向いている人、向いていない人の特徴を解説します。

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不動産一括査定に向いている人不動産一括査定に向いていない人
複数社に査定依頼をする時間がない忙しい人

一括査定を利用すれば、一度にまとめて複数社の不動産会社へ査定依頼ができます。
一括査定サイトで必要な情報を入力すれば、複数社への査定依頼が完了するので、手間や時間をかけずに、複数社から査定結果を受け取ることができます。
地域密着の小規模な不動産会社を比較したい人

地域に根ざした営業をしている小規模な不動産会社は一括査定サービスと提携していないケースがあります。
地域密着型の小規模な不動産会社は、提携手数料を払っても、それほど一括査定サービスから査定依頼をしてもらえるわけではなかったりするため、登録していない会社が多い傾向にあります。
まずは不動産の価格だけ知っておきたい人

一括査定では物件の情報(住所や面積、間取り、建築年数など)を入力するだけで、不動産の概算査定額を算出してもらえます。
類似物件の過去の売買価格や、査定時の市場状況などのデータを使って、おおよその査定額を教えてくれます。

こちらを見て、ご自身が不動産一括査定に向いているかどうか最終判断をしましょう。

▼あわせて読みたい

不動産一括査定に向いている人、向いていない人は「【口コミあり】不動産一括査定3つのメリットから向いている人まで!」で詳しく解説していますので、併せてお読みください。

不動産一括査定で失敗しない!賢く一括査定サイトを活用するための2つのポイント

不動産一括査定を利用すると決めた場合、できれば失敗は避けたいものです。

ここでは、不動産一括査定を失敗なく、賢く活用するためのポイントを解説します。

一括査定を使いこなして、不動産売却を成功させましょう。

5章でお伝えする賢く一括査定を活用するポイントは、以下の2つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

机上査定を行ってから訪問査定を依頼する

1つめのポイントは「机上査定を行ってから訪問査定を依頼する」ことです。

査定には大きく分けて「机上査定」と「訪問査定」の2つがあります。

査定の種類
机上査定訪問査定
対象の物件を訪問せず、「類似物件の過去の売買価格」や査定時の「市場状況」などのデータを用いて査定を行うというものです。
机上査定を依頼するとメールで査定額が送付されます。不動産会社によっては査定結果をまとめた査定書が送られ、依頼者が伝えた物件情報をもとに、3カ月以内に売買される場合の想定価格がわかるようになっています。
不動産会社が対象物件を訪問し、物件の基本情報、所有者へのヒアリング、目視による物件の状態から、査定を行うというものです。
物件の使用状況やと土地の地形、周辺環境など、データやヒアリングだけでは確かめられない部分をチェックするため、正確な査定額を出すことができます。

複数社に訪問査定をいきなり依頼すると、各不動産会社にその都度訪問してもらい、ヒアリングを受けるといった対応が必要になります。これでは手間や時間がかかってしまい、「簡単・スムーズに査定依頼ができる」という一括査定のメリットを生かしきれません。

そこでまずは、一括査定で「机上査定」を選択しましょう。そうすることで信頼できそうな不動産会社を机上査定の結果である程度絞ってから訪問査定を依頼できます。

その結果、査定に訪れる不動産会社の数が減るため、効率よくスムーズに査定を進め、不動産会社を選べるようになるのです。

したがって、不動産一括査定では、机上査定→訪問査定の流れで査定を依頼するようにしましょう。

具体的には以下のステップで進めると良いでしょう。

▼一括査定で不動産会社を選ぶまでの流れ

①不動産一括査定サイトを利用し、複数社に机上査定を依頼する
②机上査定時の「メールのやり取りの丁寧さ・迅速さ」「査定額」を見て、信頼できそうな不動産会社を3社ほどに絞り込む
③絞りこんだ不動産会社に訪問査定に来てもらう
④訪問査定時の業者の対応や査定額、査定額の根拠、販売戦略を聞いたうえで、

  • 対応が丁寧
  • 査定額の根拠が納得のできるものである
  • 販売戦略のビジョンが明確である

などを比較し、最も良さそうな不動産会社に依頼するようにしましょう。

大手・中堅不動産会社と地域密着型の会社をミックスして査定を依頼する

2つめは「大手・中堅不動産会社と地域密着型の会社をミックスして査定を依頼する」ことです。

というのも、大手不動産会社と地域密着型では、

  • 販売手法
  • 抱えている見込み客

などに違いがあるため、実際に査定を受けて話を聞いてみないと、自身の所有する不動産の売却にどの会社が適しているのかを見極めることができないのです。

たとえば、大手不動産会社の場合、インターネット・チラシ・動画・SNSなど、幅広いメディアを使った広告展開が期待できます。

また地域密着型の場合、大手にはない独自のネットワークを駆使したり、周辺環境の魅力をアピールして売却につなげてくれる可能性があるでしょう。

こうしたことから一括査定を利用する際には、大手・中堅不動産会社と地域密着型の会社をミックスして依頼するようにしましょう。

不動産一括査定は「HOME4U」の利用がおすすめ

不動産 一括査定 デメリット
出典:HOME4U

不動産の一括査定は「HOME4U」のご利用がおすすめです。

HOME4Uには、以下4つの魅力があります。

全国の優良不動産会社2,300社と提携。ベストな不動産会社が選べる!
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出典:HOME4U

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「地域に詳しい地域密着型の会社と大手会社の両方に査定を依頼できる」点を多くのお客様に支持されています。

地域に詳しい会社は、地域特性に精通しているため、独自のルートで買主を探し出してくれます。

一方、大手では販売力と安心感があり、あなたの不動産を大規模な広告手法での売り出しが可能です。

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査定件数は累計55万件!国内で最も実績年数が長く、経験は豊富。安全安心に利用できる

HOME4U(ホームフォーユー)は、国内で最も実績年数のある不動産一括査定サイトです。

査定実績が豊富なため、あらゆる要望にマッチした企業を紹介できます。

お客様からは「NTTデータグループ運営なので、実績が豊富だから安心して利用できた!」と評価されています。

サポート体制が整っている

一括査定サービスで困ったことがあれば、専属のオペレーターに相談できます。

さらに、不動産会社の提案を聞いたうえで「断りたいけど、断りづらい」といった際には、HOME4Uから不動産会社へ代わりに断りを入れてくれます。

このように安心して依頼できる、あなたにピッタリの不動産会社がHOME4Uで見つかります。

ぜひ不動産一括査定は「HOME4U」をご利用ください。

まとめ

この記事では不動産一括査定のデメリット・トラブルだけでなく、一括査定のメリットや利用に向いている人、向いていない人、賢く活用するためのポイントを解説しました。

ここで改めて本記事の内容をおさらいしましょう。

不動産一括査定3つのデメリット
  1. 全ての不動産会社に査定を依頼できるわけではない
  2. 地域によって査定対象外になることがある
  3. 査定価格で売却できるわけではない
不動産一括査定を利用した場合によくあるトラブル3つ
  • 相場からかけ離れた査定額を提示される
  • 営業電話がしつこくかかってくる
  • 売れにくい物件の場合に適当な対応をされる
不動産一括査定3つのメリット
  • 簡単、スムーズに査定依頼ができる
  • 優良な不動産会社を見つけやすくなる
  • 目的に合う不動産会社を見つけやすい
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不動産一括査定に向いている人不動産一括査定に向いていない人
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一括査定を利用すれば、一度にまとめて複数社の不動産会社へ査定依頼ができます。
一括査定サイトで必要な情報を入力すれば、複数社への査定依頼が完了するので、手間や時間をかけずに、複数社から査定結果を受け取ることができます。
地域密着の小規模な不動産会社を比較したい人

地域に根ざした営業をしている小規模な不動産会社は一括査定サービスと提携していないケースがあります。
地域密着型の小規模な不動産会社は、提携手数料をか払っても、それほど一括査定サービスから査定依頼をしてもらえるわけではなかったりするため、登録していない会社が多い傾向にあります。
まずは不動産の価格だけ知っておきたい人

一括査定では物件の情報(住所や面積、間取り、建築年数など)を入力するだけで、不動産の概算査定額を算出してもらえます。
類似物件の過去の売買価格や、査定時の市場状況などのデータを使って、おおよその査定額を教えてくれます。
不動産一括査定で失敗しない!賢く一括査定サイトを活用するための2つのポイント
  1. 机上査定を行ってから訪問査定を依頼する
  2. 大手・中堅不動産会社と地域密着型の会社をミックスして査定を依頼する

本記事が不動産一括査定を検討している方に参考になれば幸いです。

不動産売却を検討の際には最低3社の一括査定を利用することがおすすめ

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日本で初めて不動産一括査定サービスを始めた老舗
一括査定以外のサービス(土地活用注文住宅・賃貸経営など)が充実
ビル・店舗・倉庫・事務所も対応

HOME4Uで査定

イエウール
2022年1月に不動産一括査定サイト3冠を達成
区分所有ビル・・工場・倉庫・農地も対応
全国の一戸建てに対応している「家査定シミュレーター」でその場で概算査定額がわかる

イエウールで査定

リビンマッチ
東証グロース市場上場企業が運営
加盟企業数は日本最大級の約1,700社
店舗や投資用物件・ビル・工場・倉庫・農地にも対応
土地活用任意売却・賃貸管理など、不動産査定以外のサービスも豊富

リビンマッチで査定

LIFULL HOME’s
買取査定任意売却査定も可能
住まいに関わるコンテンツが充実
地図上でマンション名と参考価格が丸見えになる「プライスマップ」が便利
過去の成約事例が見られる「不動産アーカイブ」が参考になる
住み替えの場合「空き家バンク」も利用可能(国土交通省のモデル事業請負)
LIFULL HOME’sで査定

上記の中からあなたのニーズに合う不動産一括査定サイトを選んでチェックしてみましょう。

不動産一括査定サイトの評判を確認したい方は以下の記事も参考にしてみて下さい。

おすすめ不動産一括査定サイト17社の評判や選び方を徹底解説

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賃貸マンション・賃貸アパートなど、タイセイ・ハウジーが管理する全国の不動産賃貸住宅情報をご紹介しています。賃貸管理業務を通じた知識をわかりやすくお届けできればと考えています。

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