不動産一括査定は、インターネット上で所有する物件の情報を入力するだけで、複数の不動産会社が自動的に見つかり一度に査定を依頼できるサービスです。
不動産一括査定サイトは無料で利用できます。
不動産一括査定には、以下のようなメリットがあります。
また、不動産一括査定サイトが自分に向いている・向いていないかも把握しておく必要があります。
【不動産一括査定に向いている人・向いていない人】
不動産一括査定に向いている人 | 不動産一括査定に向いていない人 |
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複数社に査定依頼をする時間がない忙しい人 | 地域密着の小規模な不動産会社を比較したい人 |
まずは不動産の価格だけ知っておきたい人 | ー |
これらを理解したうえで、自分に合った査定方法を見つけ、売却の成功率をアップさせましょう。
この記事では、不動産一括査定のメリットだけでなく、デメリット、向いている人・向いていない人についても詳しく解説していきます。
この記事を読めば、自身が一括査定に向いているのかどうか正しく判断できるようになります。
ぜひ最後までお読みください。
数ある不動産一括査定サイトの一つである「イエウール」の公式YouTubeに、不動産一括サイトの特徴・メリットなどをまとめた動画が投稿されています。
※【記事要約】不動産一括査定は使って平気?仕組みと使う際の注意点。初心者におすすめはどこ?
不動産一括査定サイトは以下のサイトから探すとよいでしょう。
査定額をより正確に出したい場合は、不動産会社1社のみではなく、少なくとも2〜3社まとめて査定を依頼するようにしましょう。
1社だけの査定額だと、相場よりも低い価格で売却して、損をしてしまうかもしれません。
2~3社に依頼すれば、数字を照らし合わせていくらが相場なのかチェックができ、売り出し価格を決める際の参考になります。
マンションに特化したい | |
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マンションナビ | <全国> 2011年~運営の老舗一括査定サービス マンション専門なので、マンションの売却に強い不動産会社が揃っている 賃料査定もできるので売るか貸すか迷っている人にもおすすめ マンションナビで査定 |
イエシル | <一都三県> マンションに特化した一括査定サイト 保有する約9000万件のマンションの物件データに基づいて、売却相場価格を提示してくれる イエシルで査定 |
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上記の中からあなたのニーズに合う不動産一括査定サイトを選んでチェックしてみましょう。
不動産一括査定サイトの評判を確認したい方は以下の記事も参考にしてみて下さい。
不動産一括査定4つのメリット
不動産一括査定のメリットには、以下の4つがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
手間なく複数社に依頼できる
1つめは「手間なく複数社に依頼できる」ことです。
一括査定では、複数の会社に対して一度にまとめて査定依頼ができるため、手間や時間を取られずスムーズな査定依頼が可能です。
複数社に査定を依頼する際、「一括査定を利用した場合」と「自分で不動産会社を探し出して、複数社に査定依頼をする場合」で、そのスムーズさを比べてみましょう。
▼一括査定を利用した場合 ①一括査定サイトで必要な情報を入力 ②複数の不動産会社から机上査定結果や連絡が届く ③各社の訪問査定を受ける ④不動産会社を決定する | ▼自分で不動産会社を探して依頼した場合 ①候補となる不動産会社を複数ピックアップする ②不動産会社に問い合わせる ③査定に必要な情報を伝える ④机上査定結果を聞く ⑤訪問査定を受ける ⑥ほかの候補会社でも②~⑤を行う ⑦不動産会社を決定する |
このように比較してみると、一括査定を利用する場合は一度の入力で複数社に査定を依頼でき、スムーズに不動産会社を決定できることがわかります。
スムーズさは圧倒的に「一括査定」に軍配が上がるでしょう。
実際に一括査定に関する口コミには、
- 複数社を比較して企業を決めたかったのですが、一社一社問い合わせるのが煩わしく、HOME4U(一括査定サービス)を利用しました。不動産会社に赴かなくても自宅から依頼出来て便利でした。
- 初めての不動産売却で不動産屋に出向くのは、敷居が高く、手軽にできるインターネットの一括査定を利用しました。
出典:HOME4U公式サイト
などがあり、その手軽さ、簡単さはユーザーも実際に実感しているといえます。
したがって、査定の依頼に手間や時間をかけたくない人には、一括査定が適しているといえるでしょう。
同じ条件で同時に査定依頼できる
2つめは「同じ条件で同時に複数社に査定依頼できる」ことです。
不動産一括査定では、一括査定サービスの入力フォームに
- 住所
- 建物面積
- 土地面積
- 築年数
- 間取り
- 建物構造
などの物件情報を入力して査定を依頼します。
一度入力フォームに上記のような情報を入力するだけで、複数社に対して同時に査定依頼を申し込めるのです。
その結果、
- 対応の迅速さ・誠実さがあるかどうか
- 希望していた売却価格と相場との乖離がないかどうか
といった点を比較しやすくなり、優良な不動産会社を見つけやすくなります。
一方で、自分で探し出した不動産会社に査定を依頼する場合、求められる情報は不動産会社によって異なります。
また、以下のようにまったく同じタイミングで複数の不動産会社に査定を依頼するわけではないため、「対応の迅速さ」「誠実さ」を比較するのも、簡単ではないでしょう。
- 候補となる不動産会社を複数ピックアップする
- 不動産会社に問い合わせる
- 査定に必要な情報を伝える
- 机上査定結果を聞く
- 訪問査定を受ける
- ほかの候補会社でも②~⑤を行う
- 不動産会社を決定する
こうしたことから、不動産一括査定で同じ条件で同じタイミングで査定依頼できるのが魅力的なのです。
たとえば、以下のような条件で一括査定を行った場合を考えてみましょう。
住所 | 埼玉県所沢市 |
建物面積 | 34坪 |
土地面積 | 65坪 |
築年数 | 1977年 |
建物構造 | 木造 |
最寄りまでのアクセス | 徒歩7分 |
その結果、各会社について以下のことがわかりました。
A社 | 査定依頼した日に連絡をもらえ、すぐに訪問査定日が決まった。対応は丁寧で気遣いがある。メールの返信も早い。 【査定額】 3300万円 | 【対応】
B社 | 【対応】 査定依頼から3日後に連絡があった。訪問査定日は無事決定したが、対応は少し雑な印象。 【査定額】 3250万円 |
C社 | 【対応】 査定依頼した日に連絡をもらえた。対応は可もなく不可もなく。淡々としている。 【査定額】 3300万円 |
D社 | 【対応】 査定依頼から5日後に連絡があった。連絡しても電話はつながらず、メールの返信も遅い。 【査定額】 3400万円 |
上記の例の場合、対応も査定額も納得のいくA社に決定しようと思えるのではないでしょうか。
このように一括査定を利用して「同じ条件」で複数社に査定依頼した場合、通常ではなかなか比較しにくいような、会社ごとの「対応」「査定額」などを同時に比較できます。
その結果、より良い不動産会社を見つけやすくなるのです。
実際に一括査定を利用した人の意見の中で、以下のような口コミがあります。
- 簡易査定で、何社か電話でやり取りしたり、実際に足を運んで話した営業マンの雰囲気などで、不動産会社を厳選しました。ホームフォーユー(一括査定サービス)を利用したから、営業マンの対応を比較できたので、良かったです。
- 最終的に大手3社に絞って契約しました。会社ごとの体質特長の違いもありますが、個々の担当者の違い、性格などがかなり影響することも感じました。やはり人間同士のやり取りなので、相性もあるかと思います。成約した会社は、担当者との相性を含めていろいろな点で良かったと思っています。
出典:HOME4U公式サイト トップページ
出典:すまいValue すまいValueで不動産を査定、売却されたお客様の体験談 vol.1
したがって、同じ条件で同時に査定を依頼できる点は、一括査定の大きなメリットといえるでしょう。
査定依頼時に自分に合う不動産会社を絞れる
3つめは「査定依頼時に自分に合う不動産会社を絞れる」ことです。
不動産を売却するといっても、
- マンション
- 一戸建て住宅
- 土地
のうち、どの「種別」を売却したいのかは人によって異なります。
不動産の「所在地」や不動産売却で「重視すること・希望すること」も、人によってさまざまです。
また不動産会社によって得意とする「不動産種別」「エリア」などが違うため、売却の目的・条件に合わせて自身で最適な不動産会社を選択するのは簡単ではありません。
さまざまな不動産会社に問い合わせて目的に合う売却ができるかどうかを確認する作業には、時間と手間がかかってしまうでしょう。
「何件も不動産会社に当たってみたけれど、自分の目的に沿う会社に出会えない」という事態に陥る可能性もあります。
そこで一括査定を利用すれば、査定を依頼する段階で自身の目的に沿って不動産会社を絞り、査定を依頼できます。
そのため、時間や手間をかけずに目的に合う不動産会社が見つけられるのです。
実際に一括査定を利用した人の意見の中で、以下のような口コミがあります。
- 査定結果は、会社によって差が出るということです。マンション査定が得意なところ、戸建て住宅が得意なところとあります。その点、複数社を一括で査定依頼できるのは、比較しやすくてとても良いと思います。周辺の相場などをしっかり勉強しておくと、こちらの要望も説得力を持って話せると思いました。
- 売出価格の設定にあたり、どこの不動産仲介会社も横並びでほぼ同じ価格でしたが、1社だけ「この物件でしたら、売出価格を高めに設定してチャレンジしてはいかがですか」とのアドバイスをいただき、挑戦することにしました。結果、かなりの高額で見事売却できました。
出典:すまいValue公式サイト すまいValueで不動産を査定、売却されたお客様の体験談 vol.3
出典:すまいValue公式サイト すまいValueで不動産を査定、売却されたお客様の体験談 vol.4
このように不動産売却の目的・条件を叶えてくれる不動産会社に出会える可能性が高いという点は、不動産一括査定のメリットといえます。
売却相場を把握できる
4つめは「売却相場を把握できる」ことです。
不動産一括査定では、複数社から査定結果を受け取れるため、「おおよそこのくらいの金額で売却できるんだ」という売却相場が見えてきます。
たとえばAさんがマンションを売りたい場合を考えてみましょう。
Aさんは不動産会社のK社にのみ査定を依頼しました。
しかし実はK社はマンションの売買実績が乏しく、賃貸業をメインにしている会社であったため、相場よりも安すぎる査定価格を算出しました。
この場合、AさんはK社が相場よりも安すぎる査定価格を出していることがわかりません。
このままK社でマンション売却を依頼すると、相場よりも安い金額でしか売却できないので、Aさんは損をしてしまうでしょう。
一方で、K社が相場より高すぎる査定価格を出していたとしても、不動産がなかなか売れないリスクがあります。
そこで不動産一括査定を活用すれば、複数社から査定結果を受け取って相場を把握することで、損をしない不動産売買ができるようになるのです。
したがって、一括査定によって売却相場を把握できるという点はメリットといえるでしょう。
不動産一括査定3つのデメリット
「便利でスムーズな売却活動を進めるためのツール」として有効な不動産一括査定。
しかし、一方で以下3つのようなデメリットがあります。
メリットとあわせてデメリットを知っておくことで、ご自身にとって「活用するべきツールなのか」を判断しやすくなりますよ。
それでは詳しく見ていきましょう。
全ての不動産会社に査定を依頼できるわけではない
1つめは「全ての不動産会社に査定を依頼できるわけではない」という点です。
いずれの一括査定サイトも、日本全国全ての不動産会社と提携しているわけではありません。
つまり一括査定サイトと提携していない不動産会社に対しては、一括査定を通した査定依頼ができないのです。
不動産会社は手数料を支払って一括査定サービスと提携する仕組みになっています。
そのため手数料を支払いたくない不動産会社は一括サイトを利用しない場合もあるでしょう。
また地域に根ざした営業をしている小規模な不動産会社は、対象とする地域だけで活動が完結するため、わざわざ一括査定サービスに登録していないこともあります。
このような事情もあり、一括査定では全ての不動産会社に査定依頼できるわけではないのです。
査定依頼したいと思っている不動産会社が一括査定サービスと提携していない場合、個別に査定依頼する手間と時間がかかってしまいます。
その点は忙しい現代人にとってはデメリットといえるでしょう。
どうしても査定依頼をしたい不動産会社がある場合は、直接問い合わせて査定を依頼しましょう。
地域によって査定対象外になることがある
2つめは「地域によって査定対象外になることがある」という点です。
先にもお伝えしたとおり、「一括査定サービスと提携している不動産会社」にしか査定依頼を申し込めません。
そのため国内には「一括査定サービスと提携する不動産会社が少ないエリア」もあります。
そうしたエリアでは一括査定サービスを利用しても査定依頼先が少なかったり、まったく見つからなかったりするケースもあるのです。
たとえば東北地方、中国地方など、人口が減少していて地価が値下がりしているエリアの場合などです。
「手数料を支払って一括査定サービスと提携してもコストばかりかかって、集客の見込みがあまりない」と不動産会社が判断し、一括査定に登録していないことがあります。
一括査定サービスのエリア対象外になっている場合は、地域密着型の不動産会社に個人的に査定依頼をしましょう。
査定価格で売却できるわけではない
3つめは「査定価格で売却できるわけではない」という点です。
一括査定で複数社の査定額を比較し、高値で査定額を出してくれた業者に依頼したとしても、その価格で売れるとは限りません。
不動産売却の場合、売主と買主が双方に合意した価格で不動産の売買が成立するため、必ずしも査定額で売れる保証はないのです。
また買主が見つからない場合は、購入を検討してもらえるように、売り出し中に値下げを行うこともあります。
そのためいくら高値の査定額がついたとしても、査定価格で売却できるわけではないという点はデメリットであるといえます。
ただし一方で、売主は売り出し価格を自分でつけることができるため、その金額で買い手が見つかれば、査定価格より高く売却できる可能性もあります。
とくに、築浅物件や住みたい街ランキング上位にランクインしているような物件は需要が高いため、強気の金額設定でも買い手が見つかる可能性があるということは知っておきましょう。
不動産一括査定に向いている人
ここまで不動産一括査定のメリット・デメリットを解説しました。
さらに「一括査定を利用するべきかどうか」を検討する際には、ご自身が一括査定に向いているのかどうかを知ることで、しっかり判断ができるようになります。
そこでここからは「不動産一括査定に向いている人」「向いていない人」をそれぞれ解説しますので、最終的に一括査定を利用するかどうか、決断しましょう。
まずは不動産一括査定に向いている人について、以下2つを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
複数社に査定依頼をする時間がない忙しい人
1つめは「複数社に査定依頼をする時間がない忙しい人」です。
自分で複数の不動産会社に対して依頼をする場合、各不動産会社にそれぞれメールや電話などで問い合わせ、やり取りを行ったうえで査定を受けることになります。
査定依頼をする段階で各社への問い合わせが必要になるため、手間や時間がかかってしまいます。
一方で一括査定を利用すれば、一度にまとめて複数社の不動産会社へ査定依頼ができます。
一括査定サイトで簡単な情報を入力すれば、複数社への査定依頼が完了するので、手間や時間をかけずに、複数社から査定結果を受け取ることができるのです。
したがって普段から時間に追われて忙しい人は、一度の入力だけで査定結果を受け取れる一括査定の利用をおすすめします。
まずは不動産の価格だけ知っておきたい人
2つめは「まずは不動産の価格だけ知っておきたい人」です。
一括査定では物件の情報(住所や面積、間取り、建築年数など)を入力するだけで、不動産の概算査定額を算出してもらえます。類似物件の過去の売買価格や、査定時の市場状況などのデータを使って、おおよその査定額を教えてくれるのです。
そのため、不動産売却が確定しておらず、
「今すぐ売却するつもりはないけど、所有する不動産がいくらくらいになるのか知っておきたい」
「査定額次第では、売却を考えてもいいかも」
と考えている人にピッタリのサービスです。
所有不動産の査定額によって、今後の資金計画を考えようとしている人に、一括査定サービスは向いているといえるでしょう。
不動産一括査定に向いていない人は「地域密着の小規模な不動産会社を比較したい人」
不動産一括査定に向いていない人は「地域密着の小規模な不動産会社を比較したい人」です。
たとえば、地域密着型の不動産会社を営むA社と同じく地域密着型のB社を比較しようとした場合を考えてみましょう。
A社が一括査定サイトと提携していたとしても、B社が提携していなければ、「同じ条件」で「同時」にA社・B社に対して査定依頼できません。
こうした場合は「まとめて同時にスムーズに査定依頼を出して、会社同士を比較しやすくする」という一括査定のメリットを得られなくなります。
A社とB社を比較したい場合には、それぞれに査定依頼をして査定額を算出してもらう必要があるのです。
したがって「地域密着型の小規模な不動産会社」を比較したいと考えている場合は、一括査定サービスの利用は向いていません。
手間はかかってしまいますが、地域に根ざして売却活動を行ってくれる不動産会社へ査定依頼を行いましょう。
不動産一括査定サイトの3つの選び方
不動産一括査定サービスを活用すると決めた場合、「どの一括査定サイトを利用すればいいのか」気になるところです。
自身に合う一括査定を利用することで、より高く売れたり、対応が丁寧・迅速な不動産会社を見つけられたり、素早く売却できたりすることが可能です。
そのため「どの一括査定サイトを選ぶのか」が重要になります。
そこで、不動産一括査定サイトの選び方を3つご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
売りたい物件のエリアに強いサイトを選ぶ
1つめは「売りたい物件エリアに強いサイトを選ぶ」ことです。
多くの一括査定サービスでは「全国対応」をうたっていますが、実際には一括査定サイトによって得意なエリアが異なります。
たとえば
- 都心部に強い
- 地方エリアに強い
- 関東エリアに強い
- 関西エリアに強い
など、サイトによって得意とするエリアはさまざまです。
そのため、売りたい物件のエリアに強い一括査定サイトを選ぶことで、売却が成功しやすくなります。
ご自身の売りたい物件エリアに強い一括査定サイトは以下を参考にして選びましょう。
地方に強い地域密着型の会社に査定を依頼できる一括査定サイト | リビンマッチ不動産売却 イエウール LIFULL HOME`S |
都市部に強い大手の会社に査定を依頼できる一括査定サイト | マンションナビ HOME4U すまいValue |
都市部に対応しているさまざまな会社に査定を依頼できる一括査定サイト | おうちクラベル SUUMO売却査定 |
以下の記事ではおすすめの不動産一括査定サイトをご紹介しています。
得意な対応エリアについても記載しているので、一括査定サイトを選ぶ参考にしましょう。
提携する不動産会社が多いサイトを選ぶ
2つめは「提携する不動産会社が多いサイトを選ぶ」ことです。
提携する不動産会社の多い一括査定サイトは、幅広い物件やエリアに対応しており、紹介できる会社も豊富です。
たとえ売りにくい物件であってもしっかり売却につなげてくれる不動産会社に出会える確率が高くなります。
たとえば、
- 人気のないエリアの物件を売りたい場合でも、その地域の売却に強みを持っている不動産会社の査定を受けられる
- 築年数が経過している物件を売りたい場合でも、見せ方を工夫したりするなど、売れる物件にするためのノウハウを有している不動産会社の査定を受けられる
といったように、自身にとって優良な不動産会社に出会える可能性が高くなるのです。
目安として、1000社以上と提携している不動産一括査定サイトは提携社数が多いと言われています。
複数の一括査定サイトを併用しつつ、少なくとも1社は提携社数が1000件以上のサイトを利用しましょう。
提携社数が1000件未満のサイトでは選択肢も少なくなってしまうため、複数の一括査定サイトを併用して、できるだけさまざまな不動産会社に出会える機会をつくることをおすすめします。
売りたい物件タイプの売却が得意なサイトを選ぶ
3つめは「売りたい物件タイプの売却が得意なサイトを選ぶ」ことです。
マンション、戸建住宅、投資物件など、売りたい物件のタイプがそのサイトの得意分野に当てはまっていれば、より高く売れる可能性が高くなります。
たとえばマンションに特化して一括査定を行っている査定サイトは、マンションの売却が得意な不動産会社と提携しています。
そのためマンションをより高く売るためのノウハウを持った不動産会社に査定を依頼し、比較して選択できるため、マンション売却が成功する可能性が高くなります。
このように、売りたい物件タイプの売却が得意な一括査定サイトを選ぶことで、その物件タイプを売るためのノウハウを有した不動産会社に査定依頼でき、売却の成功確率が高くなります。
売りたい物件タイプの売却が得意かどうかを確認するためには、「対応不動産」を確認し、自身の売りたい物件が含まれているのかどうか確認しましょう。
不動産一括査定を活用して売却を成功させるための2つのコツ
不動産一括査定サイトを選んだあとは、どうやって一括査定を賢く活用する方法を知っておきましょう。
そうすることで、スムーズに不動産会社が見つかったり、売却を成功に導いてくれる不動産会社に出会えますよ。
そこで6章では不動産一括査定を活用して売却を成功させるためのコツを以下2つ解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
机上査定を行ってから訪問査定を依頼する
1つめのポイントは「机上査定を行ってから訪問査定を依頼する」ことです。
査定には大きく分けて「机上査定」と「訪問査定」の2つがあります。
査定の種類 | |
---|---|
机上査定 | 訪問査定 |
対象の物件を訪問せず、「類似物件の過去の売買価格」や査定時の「市場状況」などのデータを用いて査定を行うというものです。 机上査定を依頼するとメールで査定額が送付されます。 不動産会社によっては査定結果をまとめた査定書が送られ、依頼者が伝えた物件情報をもとに、3カ月以内に売買される場合の想定価格がわかるようになっています。 | 不動産会社が対象物件を訪問し、物件の基本情報、所有者へのヒアリング、目視による物件の状態から、査定を行うというものです。 物件の使用状況やと土地の地形、周辺環境など、データやヒアリングだけでは確かめられない部分をチェックするため、正確な査定額を出すことができます。 |
複数社に訪問査定をいきなり依頼すると、各不動産会社にその都度訪問してもらい、ヒアリングを受けるといった対応が必要になります。
これでは手間や時間がかかってしまい、「簡単・スムーズに査定依頼ができる」という一括査定のメリットを生かしきれません。
そこでまずは、一括査定で「机上査定」を選択します。
そうすることで信頼できそうな不動産会社を、机上査定の結果である程度絞ってから訪問査定を依頼することができます。
その結果、査定に訪れる不動産会社の数が減るため、効率よくスムーズに査定を進めることができ、不動産会社を選べるようになるのです。
したがって、不動産一括査定では、
机上査定→訪問査定
の流れで査定を依頼するようにしましょう。
具体的には以下のステップで進めると良いでしょう。
①不動産一括査定サイトを利用し、複数社に机上査定を依頼する
②机上査定時の「メールのやり取りの丁寧さ・迅速さ」「査定額」を見て、信頼できそうな不動産会社を3社ほどに絞り込む
③絞りこんだ不動産会社に訪問査定に来てもらう
④訪問査定時の業者の対応や査定額、査定額の根拠、販売戦略を聞いたうえで、
- 対応が丁寧
- 査定額の根拠が納得のできるものである
- 販売戦略のビジョンが明確である
などを比較し、最も良さそうな不動産会社に依頼するようにしましょう。
大手・中堅不動産会社と地域密着型の会社をミックスして査定を依頼する
2つめは「大手・中堅不動産会社と地域密着型の会社をミックスして査定を依頼する」ことです。
というのも、大手不動産会社と地域密着型では、
- 販売手法
- 抱えている見込み客
などに違いがあるため、実際に査定を受けて話を聞いてみないと、自身の所有する不動産の売却にどの会社が適しているのかを見極めることができないのです。
たとえば、大手不動産会社の場合、インターネット・紙・動画・SNSなど、媒体を問わない幅広い広告展開が期待できます。
また地域密着型の場合、大手と異なるネットワークを駆使して、周辺環境の魅力をアピールするなどして売却につなげてくれる可能性があるでしょう。
こうしたことから一括査定を利用する際には、大手・中堅不動産会社と地域密着型の会社をミックスして依頼するようにしましょう。
不動産一括査定は「HOME4U」の利用がおすすめ
不動産の一括査定は「HOME4U」のご利用がおすすめです。
HOME4Uには、以下3つの魅力があります。
- 全国の優良不動産会社2,300社と提携。ベストな不動産会社が選べる!
-
HOME4Uでは、約2,300社の様々なご要望に対応できる企業を集めました。
NTTデータグループが厳しい審査の上、厳選した優良企業ばかりで、「希望条件でスムーズに売却してくれるパートナーを、安心して見つけることができた」と多くのお客様に評価されています。
- 地域密着型の会社、大手の両方に査定を依頼できる
-
「地域に詳しい地域密着型の会社と大手会社の両方に査定を依頼できる」点を多くのお客様に支持されています。
地域に詳しい会社は、地域特性に精通しているため、独自のルートで買主を探し出してくれます。
一方、大手では販売力と安心感があり、あなたの不動産を大規模な広告手法での売り出しが可能です。
「地域密着企業、大手企業のそれぞれで不動産会社を比較できて良かった!」と、多くのお客様に評価されています。
- 査定件数は累計55万件!国内で最も実績年数が長く、経験は豊富。安全安心に利用できる
-
HOME4U(ホームフォーユー)は、国内で最も実績年数のある不動産一括査定サイトです。
査定実績が豊富なため、あらゆる要望にマッチした企業を紹介してくれます。
お客様からは「NTTデータグループ運営で、実績が豊富だから安心して利用できた!」と評価されています。
- サポート体制が整っている
-
一括査定サービスで困ったことがあれば、専属のオペレーターに相談することができます。
さらに不動産会社の提案を聞いたうえで「断りたいけど、断りづらい」といった際には、HOME4Uから不動産会社へ代わりに断りを入れてくれます。
このように安心して依頼でき、あなたにピッタリの不動産会社がHOME4Uで見つかることでしょう。
ぜひ不動産一括査定は「HOME4U」をご利用ください。
まとめ
この記事では、不動産一括査定のメリット・デメリット、不動産一括査定に向いている人、向いていない人、一括査定サイトの選び方、活用のポイントなどを解説しました。
ここで改めて本記事の内容をおさらいしましょう。
- 不動産一括査定4つのメリット
-
- 手間なく複数社に依頼できる
- 同じ条件で同時に査定依頼できる
- 査定依頼時に自分に合う不動産会社を絞れる
- 売却相場を把握できる
- 不動産一括査定3つのデメリット
-
- 全ての不動産会社に査定を依頼できるわけではない
- 地域によって査定対象外になることがある
- 査定価格で売却できるわけではない
- 不動産一括査定に向いている人
-
- 複数社に査定依頼をする時間がない忙しい人
- まずは不動産の価格だけ知っておきたい人
- 不動産一括査定に向いていない人
-
地域密着の小規模な不動産会社を比較したい人
- 不動産一括査定サイト3つの選び方
-
- 売りたい物件のエリアに強いサイトを選ぶ
- 提携する不動産会社が多いサイトを選ぶ
- 売りたい物件タイプの売却が得意なサイトを選ぶ
- 不動産一括査定を活用して売却を成功させるための2つのコツ
-
- 机上査定を行ってから訪問査定を依頼する
- 大手・中堅不動産会社と地域密着型の会社をミックスして査定を依頼する
本記事が不動産一括査定を検討する際の参考になれば幸いです。
査定額をより正確に出したい場合は、不動産会社1社のみではなく、少なくとも2〜3社まとめて査定を依頼するようにしましょう。
1社だけの査定額だと、相場よりも低い価格で売却して、損をしてしまうかもしれません。
2~3社に依頼すれば、数字を照らし合わせていくらが相場なのかチェックができ、売り出し価格を決める際の参考になります。
マンションに特化したい | |
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