不動産売却の仲介会社には、三井不動産リアルティグループ(三井のリハウス)、東急リバブル、住友不動産販売などがあります。
また、センチュリー21、福屋不動産販売、東宝ハウスグループ、オープンハウス、イエステーションは、仲介件数のランキングで順位を伸ばしており、単価の低い個人住宅などの不動産売却の実績が多くなっています。
ただし、不動産会社を選ぶ際は、ランキングだけではなく以下のポイントをチェックするのがおすすめです。
- 不動産が都心にある場合 ⇒ 大手不動産だけでもOK、満足できなければ中小もプラス
- 不動産が地方にある場合 ⇒ 大手不動産+地元の中小がマスト
- 売却する不動産と同様の売却実績が豊富である
- 売却する不動産の地域の実情を理解しているかどうか
- 質問や相談に丁寧に答えてくれるかどうか
- インターネット広告に力を入れているかどうか
- 査定額に根拠を持っているかどうか
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また、不動産の売却がうまくいくかどうかは、「物件の持つ特性」と、「不動産会社の得意分野」という2つの要素で決まります。
不動産一括査定を利用することで「物件の特性」と「不動産会社の得意分野」が、うまくマッチングして初めて、物件をより良い条件で、売却することが可能となります。
この記事では、ご自身でベストな不動産会社を見つけるための手段として、一括査定サイトの活用をおすすめします。
一括査定サイトのメリットを生かせば、不動産のベストな売却先を見つけられるでしょう。
不動産の売却先に悩んでいるのなら、ぜひご一読くださいね。
査定額をより正確に出したい場合は、不動産会社1社のみではなく、少なくとも2〜3社まとめて査定を依頼するようにしましょう。
1社だけの査定額だと、相場よりも低い価格で売却して、損をしてしまうかもしれません。
2~3社に依頼すれば、数字を照らし合わせていくらが相場なのかチェックができ、売り出し価格を決める際の参考になります。
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上記の中からあなたのニーズに合った不動産一括査定サイトを選ぶことが大切です。各サイトの特徴や評判を比較し、自分に合ったサービスを利用してみましょう。
なお、不動産の売却先選びで後悔したくないという方は、宅地建物取引士・一級建築施工管理技士の資格を持った方が解説している以下の動画もチェックしてみてください。
※不動産売却はどこがいい?失敗しない不動産会社の選び方
【2023年度最新版】仲介件数順・不動産会社ランキング
それではさっそく、みなさんが気になりやすい「不動産会社のランキング」をチェックしてみましょう。
【2023年度版】仲介件数順・不動産会社ランキング | ||
---|---|---|
順位 | 不動産会社名 | 仲介件数(件) |
1 | 三井不動産リアルティグループ(三井のリハウス) | 39,106 |
2 | 住友不動産販売 | 34,906 |
3 | 東急リバブル | 29,577 |
4 | センチュリー21 | 27,009 |
5 | 野村不動産ソリューションズ | 9,985 |
6 | オープンハウス | 8,497 |
7 | 三井住友トラスト不動産 | 8,128 |
8 | 福屋不動産販売 | 7,875 |
9 | 積水ハウス不動産グループ | 7,075 |
10 | 東宝ハウスグループ | 6,268 |
今回、ランキングの作成に当たり、取り上げたのは、不動産の仲介により得られた利益「取扱高」ではなく、「仲介件数」です。
「取扱高」ランキングは、法人を相手にした、大口の取引の影響を受けやすい傾向にあります。
一方の「仲介件数」ランキングは、1軒ずつから得られる利益は少ない、個人の不動産を取り扱った件数が表れやすくなるため、個人の不動産の売却先を探す際の参考になるのです。
とはいえ、「取扱高」と「仲介件数」の両方とも、トップ3に入っている不動産会社の顔ぶれは同じです。
一方で以下に挙げる3社は、「取扱高」ではトップ10よりも下位なのにもかかわらず、「仲介件数」ではトップ10にランクインしています。
- センチュリー21(取扱高では36位)
- 福屋不動産販売(取扱高では14位)
- 東宝ハウスグループ(取扱高では10位)
つまり、この3社は、個人の不動産を取り扱った件数が多いと推測できます。
売却を真剣に考えている人ほど、ランキングで不動産会社を決めるのは難しい
1章の不動産会社ランキングを見て、どこの会社に売るのが良さそうか、目途が付きましたか?
「不動産を売却する会社は、どこがいいか知りたい!」と、意気込んでランキングを見てみたものの、「結局どこがいいのか、ピンとこなかった…」という方が、ほとんどなのではないでしょうか。
ピンとこなかったのは、あなたが不動産の売却について、真剣に考えている証拠です。
なぜなら仲介件数のランキングを見るだけでは、「その会社が本当に良い結果を出してくれるのか」、判断が付かないからです。だからこそ、ランキングから不動産会社を選ぶのは、そう簡単ではありません。
理由は以下です。
不動産の売却がうまくいくかどうかは、「物件の持つ特性」と、「不動産会社の得意分野」という2つの要素で決まります。

不動産は物件1つずつが、それぞれ多種多様な条件を持っています。ざっくりと挙げるだけでも、以下のような条件が考えられます。
物件の持つさまざまな条件 | ||
---|---|---|
種別 | エリア | 特徴 |
戸建て | 都心 | 狭い・広い |
マンション | 郊外 | 古い・新しい |
土地 | 地方・田舎 | 駅まで近い・遠い |
1つ1つの不動産が、以下のようにさまざまな組み合わせの条件を持っています。

そして、残念ながら、どんな物件であっても確実に、いい条件で売ってくれるような、「万能な不動産会社」は存在しません。不動産会社によって、特徴や得意分野が異なるからです。
不動産会社の得意分野は、以下のような要素で構成されています。
不動産会社の得意分野の構成要素 | ||
---|---|---|
エリア | 種別 | 強み |
都心 | 戸建て | 宣伝(資金)力が高い |
郊外 | マンション | 店舗数が多い |
地方・田舎 | 土地 | エリアの知識・人脈が豊富 |
1つ1つの不動産会社が、以下のようにさまざまな構成要素を持っています。

「物件の特性」と「不動産会社の得意分野」が、うまくマッチングすると、物件をより良い条件で、売却することが可能となります。

ランキングだけを見ても、このマッチングがうまくいくかどうかの判断が付きません。だから、売却を真剣に考えている人ほど、ランキングで不動産会社を決めるのは難しいのです。
もしランキングだけを見て不動産会社を決めてしまうと、以下のリスクが生じる可能性があります。
- もっと早く、いい条件で売れる不動産会社があったのに、スルーしてしまった
- 得意分野の異なる不動産会社に依頼してしまい、物件がなかなか売れなかった
- 田舎の不動産を売るのに、エリアの知識が乏しい担当者に当たり、安く買い叩かれた
このような失敗をおかさないために、ランキングで不動産会社を決めるのはやめましょう。
不動産の条件にぴったり合う、理想的な不動産会社を見つけ出せるのは、あなただけです。ここからは、「ランキングに頼らず、自分で不動産会社を選ぶ方法」について、解説していきます。
【お住まいエリア別】売却先の不動産会社の正しい選び方はこれ
ここでは、ランキングを使わなくてもできる、不動産会社選びの方法を解説します。
売却したい不動産のあるエリアによって、選び方が異なるので、ご自身に当てはまる章を参考にしてくださいね。
ここからは各エリアごとの選び方を、それぞれ解説していきます。
都心なら大手だけでもOK、満足できなければ中小もプラスしよう
売却したい不動産が都心にある場合、大手不動産会社だけに頼んでも、満足いく売却ができる可能性が高いでしょう。なぜならば、大手不動産会社は都心の物件の取扱数が多く、実績が豊富だからです。
以下に挙げたのは、仲介数ランキング1位「三井不動産リアルティグループ」の拠点と店舗を示したマップです。

同グループには、全国に19の拠点と281店舗がありますが、そのほとんどが全国の都心と呼ばれるエリアに集中しています。このことから、都心エリアにある物件や売主への手厚さが分かります。
特に、ご自身の希望が以下の条件に当てはまるのであれば、大手不動産会社でサクッと査定~売却まで済ませてしまうという選択肢も、十分に考えられます。
- 大手不動産会社の知名度の高さに、魅力を感じる
- 大手不動産会社には、安心感がある
- 少し値が落ちても、とにかくスピード重視で売却したい
上の条件に当てはまらず、下の条件に近いのであれば、まずは大手不動産会社で話を聞いたり、査定を受けたりして、その後、中小不動産会社にもコンタクトを取ることをおすすめします。
- 不動産会社の規模は気にしない
- 大手不動産会社に依頼したいという希望は特にない
- 時間をかけてでも、少しでも好条件で売却したい
地方なら大手+地元の中小がマスト!
売却したい不動産が地方や田舎にある場合には、大手不動産会社だけでなく、地元の中小規模の不動産会社への売却も検討すべきです。
なぜなら、大手不動産会社は地方の物件の取扱数が少なく、不動産売買の実績が少ない場合があるからです。大手不動産会社の最大の魅力は「売却力の高さ」にありますが、エリアによっては、発揮されない可能性もあります。
以下のマップは、前章の「3-1.都心なら大手だけでもOK、満足できなければ中小もプラスしよう」でも紹介した、仲介数ランキング1位「三井不動産リアルティグループ」の拠点と店舗を示したマップです。

同グループには、全国に多数の拠点と店舗がありますが、そのほとんどが全国の都心と呼ばれるエリアにしかありません。この傾向は他の大手不動産会社にも共通しています。
一方、以下のマップは、総務省が行っている調査「経済センサス」を元に、各都道府県にある、人口当たりの不動産屋店舗数を示したものです。

大手不動産会社の店舗の多くが都心に集まっているにもかかわらず、いわゆる「都心」ではないエリア、例えば四国や九州南部にも、人口当たりの不動産店舗が十分あると分かります。
つまり、地方や田舎などのエリアでは、大手と同じかそれ以上に、各地域に特化した中小規模の不動産会社が、精力的に売却活動をしているのです。
このような実態から、地元密着型の中小不動産会社であれば、そのエリアの知識や人脈を生かした、売却活動をしてくれることが期待できます。
地方の不動産でも、確実に、より良い条件で売却したいのであれば、大手と中小の不動産会社の両方を比較して、売却先を検討しましょう。
【大手・中小共通】効率的に不動産会社を探したいなら「一括査定サイト」が一番!
効率的に不動産の売却先を探したいなら、「不動産一括査定サイト」の利用が一番です。
査定サイトであれば、インターネット上で簡単に、不動産の査定をしたうえで、売却すべき不動産会社が検討できます。
不動産の売却先の探し方としては、他にも以下のような方法があります。
それぞれのメリットとデメリットも併せてまとめているので、参考にしてくださいね。
不動産の売却先を探す方法のメリットとデメリット | ||
---|---|---|
方法 | メリット | デメリット |
実店舗への電話や来訪 | ・お店の雰囲気が分かる ・担当者と直接話せる | ・他の会社と比較できない ・断りづらい |
不動産会社の単独査定サイト | ・詳しい情報が分かる ・会社ごとに査定申し込みが必要 | ・サイト自体が少ない ・他の会社と比較できない ・断りづらい |
一括査定サイト | ・複数社にまとめて査定依頼できる ・一度の申し込みで済む ・一社を絞り込みやすい | ・エリアによっては、申し込める不動産会社が少ない場合がある |
実店舗や不動産会社の単独査定サイトでは、他の会社との比較ができない、一度つながってしまうと、その後断りづらくなるという大きなデメリットがあります。
一方、「一括査定サイト」であれば、一度の申し込みで、複数社にまとめて査定依頼ができるため、不動産会社の比較が気軽にできます。
査定先の不動産会社は「一括査定」だと承知しているので、断りづらいというデメリットもありません。
【おすすめの不動産一括査定サイト】
サイト名 | 強み | 依頼可能社数 |
---|---|---|
![]() LIFULL HOME’S 1位:37点 | 提携不動産会社数がどこよりも多い 匿名で査定を依頼できる | 10社 |
![]() ズバット不動産売却 2位:36点 | 幅広い比較サービスの運営実績があり、全国の不動産会社と提携 情報セキュリティの国際規格「ISO27001」を取得しており、個人情報の取り扱いに安心感がある | 最大6社 |
![]() マンションナビ 3位:35点 | マンション売買に特化したサイト 上手に売却するための無料ツールを用意(会員登録必要) | 最大9社 |
![]() HOME4U 4位:34点 | セキュリティ対策に力を入れるNTTデータグループが運営 提携会社数も利用者数も国内屈指 電話問い合わせOK | 最大6社 |
![]() イエウール 5位:34点 | 年間20万件の成約を誇る 倉庫や農地なども扱っている | 最大6社 |
![]() リビンマッチ 不動産売却 6位:33点 | 地方の不動産仲介会社とのネットワークが強い 郊外や地方エリア、倉庫や農地など幅広い | 最大6社 |
![]() すまいValue 7位:31点 | 国内大手の6社で運営 ネット査定だけでなく、全国841店舗の窓口と電話問い合わせも可能 | 6社 |
![]() アットホーム 8位:30点 | 大手企業が運営する不動産情報サイトで、豊富な物件情報と全国の不動産会社とのネットワークを持つ | 20社 |
![]() いえうり 9位:30点 | 依頼可能社数に上限がない為、平均33社が入札競争で高額査定になりやすい 査定後の電話対応も、いえうりの直営との電話対応のみで完結 | 上限なし |
![]() いえカツLIFE 10位:30点 | 訳あり物件の売却に強く、仲介・買取・リースバックの3つの売却方法から選択可能 再建築不可物件や借地権など、特殊な物件にも対応 | 最大6社 |
![]() イエイ 11位:29点 | 大手から地元密着型の不動産会社まで1,700社以上と提携 独自の審査基準で優良な不動産会社を厳選し、サポート体制が充実している | 最大6社 |
![]() スーモ 12位:28点 | 一度に依頼できる不動産会社が最大10社と多い 不動産会社の査定依頼したエリアでの販売実績 | 最大10社 |
![]() すまいステップ 13位:28点 | ベテランの担当者が見つかる可能性があり、信頼性の高い査定が期待できる | 4社 |
![]() おうちクラベル 14位:26点 | ソニーグループ&東証プライム上場会社が運営 AI査定で相場も確認 | 最大15社 |
![]() イエシル 15位:22点 | 首都圏のマンションのみの扱い 賃貸情報・売買履歴約9000万件のビッグデータから匿名でマンションの価格査定が可能 | 3社 |
![]() リガイド 番外編 | 事前に売買実績などの確認ができる | 最大10社 |
★PR★![]() 東急リバブル | 売却後の補修費用を最長2年間、最大500万円まで補償 | 非公開 |
その中でも、特におすすめの一括査定サイトを紹介します。
「すまいValue」は、国内最大手の不動産会社6社に一括で査定依頼ができるサイトです。

都心に物件がある方で「3-1.都心なら大手だけでもOK、満足できなければ中小もプラスしよう」を見て、「大手不動産会社に売却しよう」と思った方は、すまいValueで一括査定をしましょう。
都心に物件がある場合には、以下の組み合わせがおすすめです。
この組み合わせなら、大手と中小の不動産会社の両方をカバーできます。
- すまいValue+不動産売却HOME4U
- すまいValue+おうちクラベル
組み合わせ方に迷ったら、以下も参考にしてくださいね。
- セキュリティに不安がある方には、「不動産売却HOME4U」がおすすめ
⇒NTTデータのグループ会社が運営しており、万全の態勢で個人情報を保護してくれます。 - 今すぐにでも査定額が知りたい方には、「おうちクラベル」がおすすめ
⇒一括査定の申し込みと同時に、AI査定が受けられます。
地方や田舎に物件がある場合には、以下の組み合わせがおすすめです。
前述したように、「すまいValue」では、国内最大手の不動産会社6社の査定が受けられます。
加えて、「LIFULL HOME’S」と「SUUMO」は、全国各地の中小不動産会社が数多く加盟しており、地方や田舎の物件を幅広くカバーしています。
- すまいValue+LIFULL HOME’S
- すまいValue+SUUMO
ここからは5つの一括査定サイトについて、特徴と使い方を簡単に解説します。
①すまいValue

まず紹介するのは、大手不動産会社6社が運営する一括査定サイト「すまいValue」です。
すまいValueの主な特徴は、以下の3つです。
- 業界最大手の不動産会社が共同運営しており、安心感がある
- 大手不動産会社6社に、一括で査定依頼できる
- 査定後の売却活動が、スムーズに進められる
すまいValueでは、以下のフォーム画面で、物件情報や個人情報を入力して、査定を依頼します。

②不動産売却HOME4U

次に紹介するのは、「不動産売却HOME4U」です。
不動産売却HOME4Uの主な特徴は、以下の2つです。
- 業界最長、20年以上の運営実績がある
- NTTデータのグループ会社運営で、セキュリティに強い
不動産売却HOME4Uでは、以下の画面のようにチャット形式で、物件情報や個人情報を入力して、査定を依頼します。

③SUUMO

最後に紹介するのは、「SUUMO」の不動産売却・査定情報です。
SUUMOの一括査定サイトの主な特徴は、以下の2つです。
- エリアごとの売却価格相場情報が確認できる
- エリアごとの最新の売却実績が分かる
SUUMOの一括査定サイトでは、全国の売却価格相場情報を、エリアごとに確認できます。

同じページ内で、各エリアの「売却実績一覧」も確認できます。

一括査定をする場合には、以下の画面のようなチャット形式で、物件情報や個人情報を入力して、査定を依頼します。

④おうちクラベル

次に紹介するのは、SREホールディングスが運営する「おうちクラベル」です。
おうちクラベルの主な特徴は、以下の2つです。
- 提携している不動産会社を公表している(提携不動産会社一覧)
- 査定依頼直後に、AIによる自動査定が受けられる
おうちクラベルでは、以下の画面のようにチャット形式で、物件情報や個人情報を入力して、査定を依頼します。

⑤LIFULL HOME’S

次に紹介するのは、「LIFULL HOME’S」の不動産査定サイトです。
LIFULL HOME’Sの主な特徴は、以下の2つです。
- 依頼できる不動産会社数が最も多い
- 匿名査定ができる
LIFULL HOME’Sの匿名査定では、個人情報を入れずに、不動産会社の簡易査定が受けられます。

匿名査定の依頼方法は以下の通りです。まず物件の情報を入力します。

次にyahoo!JAPANやGoogle(Gmail)、楽天、LINEなどのアカウントにログインすると、専用ページが作成できます。

一括査定をする場合には、以下のフォーム画面で、物件情報や個人情報を入力して、査定を依頼します。

【初めてでも失敗しない】一括査定サイト利用時の注意点3つ
初めて一括査定サイトを使うのなら、最低限守ってほしい注意点が、3つあります。
ここからは注意点を1つずつ解説していきます。不動産の売却に失敗しないために、しっかりチェックしてくださいね。
「仲介」と「買取」の違いを把握する
まずは不動産売却の2つの方法、「仲介」と「買取」の違いを理解する必要があります。
なぜなら、不動産売却をする以上、この2つの方法とその違いを知らなければ、ご自身のニーズに合った売却ができなくなるリスクが上がるからです。具体的には、以下のようなリスクが考えられます。
- 急いで売却したかったのに、「仲介」を選択したために、売却に時間がかかってしまった
- 時間がかかっても高く売りたかったのに、「買取」をしてしまい、想定の7割の値段で売ってしまった
このようなリスクを回避するために、「仲介」と「買取」の違いを理解しておきましょう。
ここからは「仲介」と「買取」の違いについて、解説していきます。
不動産売却を考えたとき、多くの人がイメージするのは、不動産会社の「仲介」による売却ではないでしょうか。仲介の場合、以下の図のように、不動産会社が売主と買主の間に立って、売却を進めます。

売主の依頼を受けた不動産会社は、買主を探す活動をしたり、買主が決まれば、書類の作成や契約手続きをしたりします。
「買取」は「仲介」ほど複雑ではありません。以下の図にある通り、不動産会社は、売主から直接、不動産を買い取ります。

不動産買取は、買主を探す必要がないため、買い取り額に折り合いが付けば、すぐに取引ができます。しかし、買取額は仲介で売却した場合の7~8割ほどが相場です。
LIFULL HOME’Sが、2019年に「過去2年以内に不動産の売却をした方」3000人を対象に行ったアンケート調査では、「最終的に物件を売却した方法」について、以下のグラフのような結果が出ています。

仲介で売却した人は、半数を超える52.1%。買取で売却した人は22.3%でした。最初は多くの人が仲介で売却活動を始めますが、最終的に、不動産会社に買い取ってもらうケースもあるようです。
不動産一括査定サイトでは、「仲介」の査定額が算出されることを把握しておきましょう。
査定前に「売却額の相場」を確認する
一括査定サイトで査定をする前に、売却予定の不動産の、売却額の相場を確認しましょう。相場を知らないまま査定結果を見ても、適切な査定額が分からず、不動産会社選びを誤ってしまう危険があります。
相場が分かっていれば、適正価格を提示してきた不動産会社が分かり、比較がスムーズです。
売却額の相場は、以下のようなサイトを活用すると、簡単に分かります。
- SUUMO「不動産売却・査定情報」
- SUMiTAS(スミタス)「簡単10秒!匿名で不動産査定」
- ホームズマンション売却「プライスマップAI簡易査定」
エリアの売却相場を、簡単に把握したいなら① SUUMO「不動産売却・査定情報」だけ確認すればOKです。
試しにご自身の不動産を査定したいなら、② SUMiTAS(スミタス)「簡単10秒!匿名で不動産査定」がおすすめです。
マンションの売却であれば、③ ホームズマンション売却「プライスマップAI簡易査定」が便利です。
ここからは、3つのサイトについて、それぞれ簡単に紹介していきます。
①SUUMO「不動産売却・査定情報」

SUUMOの一括査定サイトでは、全国の売却価格相場情報を、エリアごとに確認できます。
まず、サイトのホーム画面にある以下のコンテンツから、売却したい不動産のあるエリアを選びます。
すると、下の画面のように、各エリアの「売却価格相場情報」が表示されます。

② SUMiTAS(スミタス)「簡単10秒!匿名で不動産査定」

スミタスの査定は、必要事項を入力するだけで、簡単に使えます。
マンション名か、物件所在地、どちらから査定するかを選び、専有面積や地年数、方位、階数といった条件を入れるだけで、すぐに想定価格が算出されます。

③ ホームズマンション売却「プライスマップAI簡易査定」

プライスマップは、マンションの査定シミュレーションができるサイトです。特定のマンションの査定だけでなく、マップ上でエリア全体の相場が確認できます。
以下のように、キーワード検索とエリア検索で、物件を特定します。

例えばキーワード欄に「渋谷区千駄木」と入力すると、以下のようなマップが表示されます。
オレンジの丸い点、一つひとつがマンション物件を示しています。

一番上に表示された物件をクリックすると、以下のように特定のマンションのページが立ち上がります。
築年数や階数、専有面積や間取りを入力すると、AIによる、さらにくわしい算出価格が表示されます。

一括査定サイトでは机上査定から始める
時間をかけて、いい会社を選びたいのであれば、まずは机上査定で、会社を絞り込みましょう。
査定する物件を訪問せず、条件(所在地や面積、間取りなど)や取引相場などのデータから、査定額を算出する方法。簡易査定とも呼ばれる。
一括査定サイトでは、多くの場合、以下のように査定方法が「机上査定」と「訪問査定」の2通りから選べます。机上査定を選ぶと、電話やメールで査定額だけ教えてもらえます。

そこで、一括査定サイトではひとまず机上査定を行い、査定額や担当者の対応などを考慮したうえで、訪問査定を依頼する不動産会社を検討する流れをおすすめします。
そうすれば自分や物件と相性のいい不動産会社や担当者と出会える確率が上がり、より良い条件で物件を売却できるでしょう。
サイト上で「机上査定」が選択できない場合には、依頼した不動産会社の担当者に直接、「机上査定を希望している」と伝えましょう。
【悪質業者もいる?】正しい売却費用の知識さえあれば警戒しなくて大丈夫
初めて不動産を売却する方の中には、「悪徳業者って本当にいるのかな…」という不安や「絶対に騙されたくない」という強い気持ちを抱いている方も、いるかもしれません。
でも不動産の売却費用に関する、正しい知識があれば、騙されることはまずないので、安心してください。
前提として、不動産の売却費用は、法律で定められているため、どこの不動産会社でも変わりません。
不動産会社を仲介して不動産を売る場合、最もコストが高く付くのは、仲介手数料です。仲介手数料には、法律で設けられた上限があり、売買価格が400万円以上の場合、以下の計算式で導き出せます。
仮に不動産の売却額を2,000万円とすると、仲介手数料は72万6,000円(税込)かかります。
以下の表も参考にしてみてくださいね。
売却額 | 仲介手数料(税込) |
---|---|
1,000万円 | 39万6,000円 |
1,500万円 | 56万1,000円 |
2,000万円 | 72万6,000円 |
3,000万円 | 105万6,000円 |
4,000万円 | 138万6,000円 |
その他にも、以下の表に挙げる諸費用が、必要となる場合があります。
不動産の売却に必要となる可能性のある諸費用一覧 | |||
---|---|---|---|
費用名 | 費用の目安 | 必要かどうか | |
印紙税 | 1万円 (1,000~5,000万円の場合) | 必要 | |
登記費用(抵当権抹消) | 5,000~2万円程度 (司法書士に依頼する場合) | 必要 | |
譲渡所得税 | 譲渡所得=売却価格-(取得費+譲渡費用) | 条件によっては必要 ※所有期間問わず、3,000万円まで特別控除の特例あり | |
所有期間5年以下 | 譲渡所得×39.63 | ||
所有期間5年以上 | 譲渡所得×20.315 | ||
住宅ローン返済手数料 | 1~3万円程度 | ローン返済中の場合は必要 | |
ハウスクリーニング | 3~10万円程度 | 物件の条件・状態による | |
測量費用 | 30~100万円程度 | 戸建て物件の場合のみ 物件の条件・状態による | |
解体費用 | 100~300万円程度 | 物件の条件・状態による |
仮に不動産の売却額を2,000万円とすると、確実に必要となる費用は、合計76万6,000円となり、そのほとんどを仲介手数料が占めます。くわしい内訳は、以下の表を参考にしてくださいね。
不動産の売却額が2,000万円の場合に必要となる費用一覧 | |
---|---|
費用名 | 費用 |
仲介手数料 | 72万6,000円(税込) |
印紙税 | 1万円 |
登記費用(抵当権抹消) | 1万円(司法書士に依頼した場合) |
譲渡所得税 | 不要(売却価格3,000万円以下のため) |
住宅ローン返済手数料 | 2万円程度 |
合計 | 76万6,000円 |
これらの売却費用の基本さえ理解しておけば、不動産会社に騙される心配はいりません。不動産の売却時には、必要となる費用を念頭に置いて、売却価格を検討しましょう。
まとめ
この記事では、不動産を売却するにはどこの不動産会社がいいのかについて、考察しました。
結論からいうと、不動産会社はランキングから選ぶよりも、一括査定サイトを使って決めるのがおすすめです。
一括査定サイトを使えば、インターネット上で簡単に、大手を含む複数の不動産会社に、まとめて査定依頼ができ、売却すべき不動産会社を検討できます。
都心に物件があり、大手不動産会社に売却したい方は、すまいValueで一括査定をしましょう。
都心に物件があっても、中小の不動産会社も検討したいのなら、以下の組み合わせがおすすめです。
- すまいValue+不動産売却HOME4U
- すまいValue+おうちクラベル
地方や田舎に物件がある場合には、以下の組み合わせがおすすめです。
- すまいValue+LIFULL HOME’S
- すまいValue+SUUMO
査定額をより正確に出したい場合は、不動産会社1社のみではなく、少なくとも2〜3社まとめて査定を依頼するようにしましょう。
1社だけの査定額だと、相場よりも低い価格で売却して、損をしてしまうかもしれません。
2~3社に依頼すれば、数字を照らし合わせていくらが相場なのかチェックができ、売り出し価格を決める際の参考になります。
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上記の中からあなたのニーズに合った不動産一括査定サイトを選ぶことが大切です。各サイトの特徴や評判を比較し、自分に合ったサービスを利用してみましょう。