マンション売却相場と絶好の売却チャンス解説

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マンション売却相場

中古マンションの売却相場はここ数年値上がりしており、特に首都圏や都市部での値上がりが目立っています。

2024年3月現在首都圏の中古マンション売却相場は約4,800万円(月例速報Market Watchサマリーレポート2024年3月)となっています。

新築マンションの供給戸数の減少と価格の高騰化で、中古マンションに需要が流れていることも大きな原因の一つです。

また、不動産会社が買い取る買取相場は、市場の8割程度です。

東京都の場合、2024年3月の平均成約価格5,442万円をもとに計算した買取金額は4,353万円になります(月例速報Market Watchサマリーレポート2024年3月度全国版)。

マンションの売却相場は、地域や築年数によって大きく異なります

そのため、売却すべきかを悩んでいる場合は、自分がどの地域に住んでいるかで大まかな相場を把握し、判断する必要があるでしょう。

マンション売却には地域や築年数を考慮し、相場を把握することが大切です。

この記事では、地域別年数別の売却相場や相場価格を調べる方法、高く売却するコツなどを詳しく解説していきます。

マンション売却をする際には、不動産一括査定サイトで売却価格を調べておくとよいでしょう。

おすすめの不動産一括査定サイトは以下に紹介します。

マンション売却で後悔しないためには不動産一括査定がおすすめ

マンション査定に使うマニュアルや査定の参考にする販売実績が一括査定業者によって異なるため、査定価格には差が出ます。

1社だけにしか査定依頼をしないと、相場に適した査定価格かどうかわかりません。

複数のマンション一括査定サイトに依頼することで、あなたにとって最適な価格や条件で売却できる不動産会社を選べます。

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上記の中からあなたのニーズに合う不動産一括査定サイトを選んでチェックしてみましょう。

不動産一括査定サイトの評判などもぜひ参考にしてください。

次の動画は、はじめて不動産を売却するときの心構えや売却価格の設定の仕方、売却の成功のための方法について宅地建物取引士・一級建築施工管理技士の資格をもつ方が解説しています。
【不動産売却】売主としての心構えと成功への道

ぜひ、マンション売却の参考にしてください。

目次

【2024年最新】地域別のマンション売却相場

まず、2024年最新の地域別マンションの売却相場を紹介します。

以下は、中古マンションの地域別成約平均価格の2022年1月、2023年1月、2024年1月のデータです。

参考:月例速報Market Watchサマリーレポート2022年3月度全国版月例速報Market Watchサマリーレポート2023年3月度全国版月例速報Market Watchサマリーレポート2024年3月度全国版

新築価格が高額な分、東京都は中古マンションも6,000万円と飛びぬけて高くなっています。

次いで、神奈川県、大阪府と続きますが、その他の地域は概ね2,000万~2,300万円ほどを推移しています。

上記は成約に至った価格なので、売り出し価格はもう少し高めになるでしょう。

札幌市内のマンション売却・相場・査定|2023年各区の実績まとめ

仙台市内のマンション売却・相場・査定|2023年各区の実績まとめ

名古屋市内のマンション売却・相場・査定|2023年各区の実績まとめ

【2024年最新】年数別のマンション売却相場

先ほどの相場は中古マンション全体の価格です。

築年数によって相場は大きく異なるので、より具体的に把握するために築年数別で見ていきましょう。

築年数別の中古マンション平均価格をまとめた図表をご覧ください。

中古マンションの地域別成約平均価格
参考:中古マンションの築年帯別状況[首都圏]/中古マンションの築年帯別状況[近畿圏]/中古マンションの築年帯別状況[中部圏]/中古マンションの築年帯別状況[西日本]/

以下の築0~5年の価格を基準とし、どれくらい値下がりするのかについて見ていきましょう。

  • 首都圏:7,077万円
  • 近畿圏:4,859万円
  • 中部圏:4,293万円
  • 西日本:3,664万円

では、築年数ごとに解説します。

築6~10年のマンション売却相場

築6~10年のマンションの売却相場は、以下の通りです。

参考:中古マンションの築年帯別状況[首都圏]/中古マンションの築年帯別状況[近畿圏]/中古マンションの築年帯別状況[中部圏]/中古マンションの築年帯別状況[西日本]/

まだ築浅であり需要も多いことから、値下がり率は6~13%ほどで済みます。

【築0~5年を基準とした値下がり率】

地域平均価格値下がり率
首都圏6,655万円約6%
近畿圏4,442万円約9%
中部圏3,775万円約13%
西日本3,190万円約13%

ただし、築浅物件は高く売れる可能性は高いものの、多くの人は住宅ローンの元金があまり減っていない状態でしょう。

住宅ローン残債がマンションの売却価格を上回る可能性が高いため、十分に注意が必要です。

築10年のマンション売却についても併せてご覧ください。

築16~20年のマンション売却相場

築16~20年のマンションの売却相場は、以下の通りです。

参考:中古マンションの築年帯別状況[首都圏]/中古マンションの築年帯別状況[近畿圏]/中古マンションの築年帯別状況[中部圏]/中古マンションの築年帯別状況[西日本]/

築16~20年のマンションは、値下がり率が地域によって大きく異なります。

首都圏は需要が多い影響からか、22%に留まっていますが、他の地域では28%以上です。

特に中部圏は36%以上値下がりする可能性があるので、売却の判断は十分に注意しましょう。

【築0~5年を基準とした値下がり率】

地域平均価格値下がり率
首都圏5,509万円約22%
近畿圏3,519万円約28%
中部圏2,758万円約36%
西日本2,476万円約33%

ただし、築20年はまだ多くの需要がある築年数です。

需要の観点から見ると、マンションを確実に売却したいのであれば、築25年までに売っておくのがおすすめです。

築20年のマンション売却についても併せてご覧ください。

築26~30年のマンション売却相場

築26~30年のマンションの売却相場は、以下の通りです。

参考:中古マンションの築年帯別状況[首都圏]/中古マンションの築年帯別状況[近畿圏]/中古マンションの築年帯別状況[中部圏]/中古マンションの築年帯別状況[西日本]/

築16~20年と比べ、築26~30年は値下がり率が倍以上になります

【築0~5年を基準とした値下がり率】

地域平均価格値下がり率
首都圏3,344万円約52%
近畿圏1,823万円約63%
中部圏1,513万円約65%
西日本1,247万円約66%

ただし、築30年までは競合物件はさほど多くありません

そのため、売れ残りを防ぐ最後のチャンスと言えるでしょう。

築30年のマンション売却についても併せてご覧ください。

築31年~35年のマンション売却相場

築31年~35年のマンションの売却相場は、以下の通りです。

参考:中古マンションの築年帯別状況[首都圏]/中古マンションの築年帯別状況[近畿圏]/中古マンションの築年帯別状況[中部圏]/中古マンションの築年帯別状況[西日本]/

築31年を超えると、値下がり率は少しずつ横ばいになります。

【築0~5年を基準とした値下がり率】

地域平均価格値下がり率
首都圏2,303万円約67%
近畿圏1,583万円約67%
中部圏1,178万円約72%
西日本1,085万円約70%

新たに売り出されるマンションの約半分は、築31年以上のマンションです。

そのため、売りたいと考えているのであれば少しでも早く売却活動を始めましょう。

なぜなら、築35年と築40年では、やはり買主が受ける古さの印象も異なるからです。

古ければ古いほど売り手は見つかりにくくなるため、早急に動き出しましょう。

築古マンションの売却に関しては、以下の記事を参照にしてください。

マンションの売却は相場が高まっている今がおすすめ!

ここまで相場について解説してきましたが、「すぐに売るべき?」と感じた人もいるでしょう。

結論から言うと、売却を検討しているなら今が売り時と言えます。

不動産の価格は以下のように年々上昇しています(2024年4月時点までのデータ)。

<不動産価格指数(住宅)(令和5年12月分・季節調整値)
参考:不動産価格指数(住宅)|国土交通省

中でも、マンションの価格指数は急激であり、基準となっている2010年と比較すると1.6倍にも上昇しています。

年々上昇を続けているため、「もう少し様子を見てもいいのでは?」と感じるかもしれません。しかし、株価と同様に、何かをきっかけとして急激に下降してしまう可能性もあります。

そのため、過去最高値を記録している今が売り時だと言えるのです。

自分のマンションはいくら?売却相場価格を調べる方法

相場についてご紹介してきましたが、マンションは周辺地域の影響などで価格が上下します

場合によっては購入時よりも高値で売れることもあるでしょう。

しかし、周辺が値上がりしていることを知らずにいると、適切な価格がわからず相場よりも安い価格で売却してしまう可能性があります。

そのため、以下の方法で自分のマンションはいくらで売却できそうかを調べましょう。

では、これらの方法について解説します。

レインズマーケットインフォメーションで調べる

同じような条件のマンションがいくらで売却されたかを把握することで「いくらで売れるのか」を確認する方法から見ていきましょう。

目安となる価格を知るには、全国の物件成約情報が閲覧できる「レインズマーケットインフォメーション」を活用します。

まず、トップページのマンションの欄で、都道府県と地域を選択して「検索する」をクリックしてください。

次に、自分のマンションに近い情報を絞り込むために、追加検索条件を入力します。

入力が完了したら、「検索する」をクリックしましょう。

条件に合致する情報は、以下のように一覧表で表示されます。

上記は、検索結果の表の一部を抜粋したものです。大まかな物件情報や成約価格が閲覧できます。

追加検索条件の左にあるグラフでは、直近1年の取引情報も確認できます。

□や〇の記号にカーソルを合わせると、どのような物件が取引されたかを確認できます。

これらの情報を基に、自分のマンションが売れた場合、いくらになりそうかを判断してください。

一括査定サイトで調べる

一括査定サイトで複数社に査定を依頼し、査定結果から自分のマンションがいくらになるのかを把握する方法もあります。

不動産会社ごとに査定を依頼しても問題ないのですが、物件情報などを都度入力しなければならず手間がかかります。

そのため、一括査定サイトの利用が手軽で便利なので、おすすめです。

一括査定サイトにはさまざまな種類があります。

それぞれ特徴が異なりますので、以下の記事も参照にして、一括査定サイトを選びましょう。

なおそれぞれのサイトの特徴を表にすると以下のようになります。

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不動産売却の窓口
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マンションを売却すべきか判断する2つのポイント

マンションを売却すべきか悩んでいる人の中には、どこを決め手として判断すべきかがわからないという人もいるでしょう。

マンションを売却するか判断する場合、以下の2点に注目しましょう。

では、詳しく解説していきます。

築年数で判断する

築年数別で紹介した相場からもわかるように、マンションの価格は一定の割合で下がるわけではありません。

もう一度、築年数別の中古マンション平均価格のグラフを見てみましょう。

中古マンションの地域別成約平均価格
参考:中古マンションの築年帯別状況[首都圏]/中古マンションの築年帯別状況[近畿圏]/中古マンションの築年帯別状況[中部圏]/中古マンションの築年帯別状況[西日本]/

特に大きく値下がりするのが、築20年を超えたあたりで、これはどの地域でも当てはまります。

さらに、築年数別の「新規登録件数(売り出し件数)」と「成約件数」の割合を表す表を見てみましょう。

マンション成約割合
参考:築年数から見た 首都圏の不動産流通市場(2023年)

上記2つの表から、以下のような判断ができるでしょう。

築0~20年需要が多いため、相場よりも高めで売れる可能性がある
築21~30年需要は減りつつあり相場も下がるが、競合物件が少なく売れ残りは防ぎやすい
築30年以上新規登録物件に対して成約数が大幅に少ないため、少しでも早く売りに出す必要がある

築30年前後のマンションなど、築年数が古い場合は少しでも早く売りに出すことが重要です。

ローン残債で判断する

マンションの売却によって、利益が出るかどうかも大切な判断基準です。

住宅ローンを完済している場合は、売却金額から手数料を引いた額がそのまま利益になります。

しかし、住宅ローンが残っている場合は、売却金額を返済に充てても完済できない「オーバーローン」になるケースもあるので、十分に注意しなければなりません。

自分のマンションの住宅ローン残債と査定額を調べて、利益が出るかを確認しましょう。

住宅ローンがいくら残っているのかを確認するためには、金融機関から発行してもらえる「返済計画表」や「残高証明書」を確認します。

発行手続きは金融機関によって異なるので、Webサイトや問い合わせで確認しましょう。

【初心者向け】ローン中の家を売る方法|損をしないための特例措置も

マンションを相場より高く売却する6つのコツ

マンションの査定額や住宅ローン残債を確認し、「利益が出る」と判断できたとしても、適切に売却活動ができていなければ売れ残ったり、安く売却することになったりします。

正しく売却し、少しでも高く売るためには、以下の方法をとってください。

では、これらのコツについて詳しく解説します。

複数社に査定を依頼して相場を把握する

自分のマンションの相場を把握しておくことで、適切な価格で売りに出すことができます。

売却価格は高すぎても売れず、安すぎても損をしてしまうため、必ず複数社に査定を依頼し、その平均価格から自分のマンションの相場を把握しましょう。

例えば、A・B・Cの3社に査定を依頼し、以下のような査定結果を提示されたとします。

A社2,000万円
B社2,100万円
C社2,200万円

この場合、3社の平均である2,100万円が、自分のマンションの相場と考えられます。

売却期限まで6か月以上の期間を設ける

売却期限までの期間は、6か月以上を設定しましょう。

なぜなら、焦って売却しようとすると十分に交渉できず、必要以上に値下げせざるを得なくなる可能性があるからです。

一般的にマンションの売却は3〜6か月かかると言われています。

そのため、長引く可能性を考えた場合、6か月以上は見ておいてほしいのです。

十分な売却期間があれば、最初は高めの価格設定で売り出し、売却できなければ徐々に値下げすることも可能です。

査定額だけで不動産会社を選ばない

不動産会社に査定を依頼した際に、査定額が高いところに依頼したくなりますが、それだけで判断するのはやめましょう。

査定額を高めに出して、依頼を受けたら売れるようにどんどん値下げしようとする不動産会社もあるからです。

安心して任せられる不動産会社を選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。

【不動産会社に確認したいこと】

査定額の根拠を確認どうしてその査定額を算出したのか、金額の根拠を確認する
売買実績を確認販売実績から「地元に強い」など、その不動産会社の得意分野を確認する
担当者を確認担当者に対して、以下のような確認をする

こちらの希望をちゃんと聞いてくれるか
質問などに対する返信が早いか
不動産の知識は十分にあるか
質問に対して、しっかりと答えてくれるか
具体的な販売活動を確認以下のように、どのような販売活動を行うかを確認する

売り出し価格の決め方
折込チラシの枚数
広告を掲載するサイト

室内が魅力的に見える工夫をする

内覧に来た人に対して、室内を魅力的に見せるために、以下のことを行いましょう。

  • 掃除や整理整頓を徹底的に行う
  • 水回りのハウスクリーニングを行う
  • 修繕が必要な箇所は直しておく

最低限、不要なものは極力減らして、徹底的に片付けましょう。

また、水回りは内覧の際に重視されやすいポイントであるため、ハウスクリーニングできれいにしておくのがおすすめです。

大きなキズやシミがある箇所は、修繕しておきましょう。

しかし、これらを全て自分で行うのは大変なので、下2つを無料で対応してくれる「売却サポートサービス」がある不動産会社を選ぶと楽ができます。

内覧のためにマンションのアピールポイントをまとめておく

内覧の前に、マンションの周辺環境や、住人だからこそわかるアピールポイントなどをまとめておきましょう。

例えば、

  • 周辺に緑が多い
  • 近くに大きな公園がある
  • 近くに学校がある
  • スーパーやコンビニまで徒歩◯分
  • リビングの日当たりがいい
  • 部屋から見える景色がいい

などです。

まとめておくことで、当日何をアピールすべきかを把握できるため、スムーズに案内できるでしょう。

需要が多い時期に合わせて売りに出す

マンションの売り出しは、極力需要が増える時期に合わせましょう。

引っ越しのピークは新生活が始まる直前の3月や、転勤などがある9月です。その前の1〜2月や7〜8月ごろは物件を探す人が増えるため、そこに合わせて売り出しましょう。

引越しのピーク時期

値下げする場合もこの時期に合わせることで、効果を得やすいでしょう。

まとめ

この記事では、マンションの売却相場について解説しました。

最後に記事のまとめを見てみましょう。

【地域別マンション売却相場】

  • 東京は6,000万円近く
  • 神奈川や大阪は3,200万円~3,800万円ほど
  • それ以外の地域は2,000~2,500万円ほどが多い

【築年数別マンション売却相場】

  • 築6~10年:値下がり率6~13%
  • 築16~20年:値下がり率22~36%
  • 築26~30年:値下がり率52~66%
  • 築31年以上:値下がり率67~72%

【自分のマンションの相場を調べる方法】

  • レインズマーケットインフォメーションで調べる
  • 一括査定サイトで調べる

【相場よりも高く売るコツ】

  • 複数社に査定を依頼して相場を把握する
  • 売却期限まで6か月以上の期間を設ける
  • 査定額だけで不動産会社を選ばない
  • 室内が魅力的に見える工夫をする
  • 内覧のためにマンションのアピールポイントをまとめておく
  • 需要が多い時期に合わせて売りに出す

売却後に後悔しないように、タイミングや売却方法を十分に理解してから売却活動を始めましょう。

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著者

賃貸マンション・賃貸アパートなど、タイセイ・ハウジーが管理する全国の不動産賃貸住宅情報をご紹介しています。賃貸管理業務を通じた知識をわかりやすくお届けできればと考えています。

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