空き地の活用方法10選|初期費用・年間収入・メリットなど総解説

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空き地の活用方法10選|初期費用・年間収入・メリットなど総解説

空き地を持っているだけで毎年固定資産税がかかるため、なるべく早くに活用方法を模索するのがおすすめです。

しかし、利用価値が低いからこそ空き地になっているはずなので、「本当に空き地を有効活用できるの?」と二の足を踏んでしまう方も多いでしょう。

この記事では、空き地を有効活用する方法を10種類紹介していきます。

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※この記事では、空き地になってしまった土地の活用方法や、手間やコストがそれほどかからない土地の活用方法を紹介しています。
より積極的な土地活用を検討している方は、「土地活用の方法とは?アイデア11選!田舎や低コストの選択肢も紹介」の記事も参考にしてください。

立地が悪かったり形が良くなかったりといった活用しづらい空き地でも、工夫次第で有効活用できる事例はたくさんあります。

持て余している空き地を所有している方は、ぜひこの記事を読んで、あなたに合った土地活用方法を見つけてみてください。

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目次

空き地の活用方法10選|方法の詳細・メリット・デメリット

活用できずに放置している「空き地」には、意外にもたくさんの活用方法が存在します。中には、初期費用やメンテナンスが必要ないものもあるので、まずはどんな方法があるか確認してみてください。

【空き地の活用方法】

活用方法メリットデメリット
資材置き場初期費用・運営コスト・手間がかからないある程度の広さが必要になる
貸し農園遊休農地を有効活用できる定期的な巡回やメンテナンスが必要
自動販売機の設置初期費用・運営コスト・手間がかからない収入はそれほど多く期待できない
事業用定期借地として貸す一定期間、安定した収入を得られる借り手が見つからない可能性がある
月極駐車場他の用途に転用しやすいエリアによっては借り手が見つかりづらい
コインパーキング月極駐車場よりも高収益を見込める需要が無いエリアでは収益を見込めない

【応用編】

活用方法内容
空き地をそのまま売却する自分での活用は諦めて、土地を他人に売却する
隣接地を買い取る狭すぎる・不整形地・道路に面していないなど利用しづらい土地の場合、隣接地を買い取って活用しやすくする
無償で譲渡する活用も売却も難しい場合、隣人やNPO法人などに無償で譲渡する
国に返還する相続土地国家帰属制度を使って国に空き地を引き取ってもらう

なお、2章では状況ごとにおすすめの空き地活用方法を詳しく解説しています。先に見たい方は、「2. あなたの空き地にあった活用方法が分かる対応表」をご覧ください。

資材置き場として貸す

資材置き場は、立地が悪い土地や利用制限がある土地など、活用しにくい土地にこそ向いている活用方法です。

建築会社や土木会社などに土地をそのまま貸すため、初期費用も管理コストも掛からないメリットがあります。

【資材置き場として空き地を活用する詳細】

活用の仕方・建築会社や土木会社などに土地を貸して、建築用資材や重機などを一時的に置くために利用してもらう
メリット・初期費用も管理の手間・コストも掛からない
・すぐにやめられる
デメリット・ある程度の広さが必要になる
初期費用の目安・そのまま貸すため、かからない
年間収入の目安・固定資産税額の2~4倍程度が賃料相場(年額)の目安
(固定資産税が14万円の空き地の場合、年間28万円~56万円程度)
こんな空き地におすすめ・住居が建てられない(賃貸経営ができない)地域にある土地
・賃貸経営や施設経営の需要がないエリアの土地
・近隣で大規模な開発工事が予定されている土地
・不整形地や日当たりが悪い、立地が悪いなど、活用しづらい土地
相談先・貸土地物件に強い不動産会社

工業専用地域や市街化調整区域、農地転用できない農地など、住居を建てて収益化できない空き地がある場合には、資材置き場として活用することを検討してみましょう。

貸し農園(レンタルファーム)を運営する

畑として使っていた空き地を持て余している場合には、レンタルファームを経営して農園を貸し出す活用方法がおすすめです。

貸し農園のニーズは年々増加しており、特に、都心から車で片道1時間程度のエリアなら多くの問い合わせを期待できます。

【貸し農園として空き地を活用する詳細】

活用の仕方・土地を、1坪~10坪程度の小さな区画に分けて貸し出し、賃料で収入を得る
メリット・土地が荒れるのを防いで、遊休農地を有効活用できる
・初期費用がそれほど掛からない
・駅から遠くても収益化できる
デメリット・定期的な巡回やメンテナンスは必要になる
・農地転用する場合には、届出や初期費用が掛かる
初期費用の目安・区画ごとの水道設備、簡易トイレ、柵の設置費用
年間収入の目安・1区画を貸し出す相場は、東京都内で月5,000円~1万円程度が相場
(→1区画あたり、年間6万円~12万円程度)
こんな空き地におすすめ・遊休農地や耕作放棄地
・都心から車で片道1時間程度のエリアにある農地
相談先・農地活用事業で貸し農地を募集している会社(例:「シェア畑」「マイファーム」など)

貸し農園の開園をサポートする企業に相談すれば、利用者に応じたロイヤリティが支払われるプランや、土地を貸し出すだけのプランなど、希望にあった土地活用プランを提案してもらえます。

農地をそのまま生かしたい方は、ぜひ貸し農園を検討してみましょう。

自動販売機を設置する

人通りの多い場所に位置する狭い土地ならば、自動販売機を設置して収入を得る活用方法があります。

【自動販売機設置で空き地を活用する詳細】

活用の仕方・自動販売機を設置して、その売上から収益を得る
メリット・初期費用や運営コスト不要で、手間もかからない
・設置費用や管理・運営(補充やゴミ回収など)は設置会社がしてくれる
デメリット・電気代は負担する必要がある(数千円~5,000円程度)
・収入はそれほど多く期待できない
初期費用の目安・0円
年間収入の目安・飲料自販機の場合は売上の20~30%が取り分の目安
・年間売上が24万円なら、取り分(年間)は4.8万円~7.2万円程度
こんな空き地におすすめ・人通りが多いエリアに位置する土地
・生活道路沿いの土地・狭くて活用が難しい土地
相談先・ジャパンビレッジや伊藤園などの自動販売機設置会社

あまり大きな収入は期待できませんが、初期費用や運営コストがかからず、手間もかからない土地活用方法といえます。

事業用定期借地として貸し出す

自分では活用できない広大な土地を所有している場合は、事業用定期借地として貸し出すという活用方法があります。

事業用定期借地の期間は、10年以上50年未満の範囲で自由に設定でき、契約が終了した時点で借主の負担で更地に戻して返還してもらえます。

土地を活用するのは貸した相手なので、自分で活用方法を考える必要がないのがメリットです。

【事業用の土地として空き地を活用する詳細】

活用の仕方・空き地を貸し出すだけ(借主が建物を建てて活用する)
メリット・初期費用が掛からない
・手間がかからない
・一定期間、安定した収入を得られる
・立地が良ければ、高収入を見込める可能性もある
デメリット・立地が悪い場合には、借り手が見つからない可能性がある
初期費用の目安・ゼロ(掛からない)
年間収入の目安・年間賃料は、土地価格(時価)の4~5%程度が相場
・土地価格が2,000万円ならば、年間賃料の目安は80万円~100万円
こんな空き地におすすめ・繁華街や駅の近くの土地(さまざまな店舗や施設のニーズあり)
・幹線道路沿いの広大な土地(ファミレスやクリニックなどのニーズあり)
・郊外の広い土地(老人ホーム、工場、高齢者向け住宅などのニーズあり)
相談先・土地の賃貸に強い不動産会社

事業用定期借地は基本的に中途解約できないため、最初に設定した期間の間、安定して収入を得ることができます。

事業用地に向いている空き地を活用する場合には、ぜひ土地活用方法として検討してみてください。

月極駐車場にする

月額制で駐車場を貸し出す「月極(つきぎめ)駐車場」は、初期費用を抑えつつ、安定した収益を期待できる活用方法です。

アスファルト舗装や屋根付きなどにする場合には初期費用は掛かりますが、その分、差別化を図ることができるでしょう。

【月極駐車場で空き地を活用する詳細】

活用の仕方・駐車場の区画を用意して、区画ごとに1カ月単位などで貸し出す
メリット・初期費用がそれほどかからない
・安定した定期収入を見込める
・他の用途に転用しやすい(1カ月前に解約を通知すれば、閉鎖できる)
デメリット・需要が低いエリアでは借り手が見つかりづらい
初期費用の目安・土地の舗装をする場合は、100万円~300万円程度
年間収入の目安・1台あたりの駐車場料金は、月5,000円(地方)~月2万円(都心など)
・年間収入は、1台あたり6万円(地方)~24万円(都心など)
こんな空き地におすすめ・駐車場が不足しているエリアの空き地・他の用途に転用する可能性がある空き地
相談先・駐車場仲介を行っている不動産会社

駐車場が不足している住宅地エリアに空き地がある場合には、月極駐車場としての活用を検討してみましょう。

コインパーキングにする

繁華街や学校の周辺、幹線道路沿いなどの駐車場ニーズがあるエリアならば、コインパーキングもおすすめです。

エリアは限定されますが、月極駐車場よりも高収益を見込めるメリットがあります。

【コインパーキングで空き地を活用する詳細】

活用の仕方・駐車場の区画を用意して、時間貸し賃料を得る
メリット・月極駐車場よりも高収益を見込める
・コインパーキング会社に依頼すれば、設置・運営を全て行ってくれる
デメリット・需要が無いエリアでは収益を見込めない
・自分で工事する場合には、初期費用がかかる
初期費用の目安・300万円程度(アスファルト舗装費用・機械設置費用)
・コインパーキング会社に依頼する場合は、初期費用ゼロで始められる
年間収入の目安・1時間あたりの駐車料金の目安:200円(地方)~700円(東京)程度
・3台の駐車スペースで稼働率25%の場合、年間収入=131万円~460万円程度
こんな空き地におすすめ・駅前や学校などの施設周辺、幹線道路沿いに位置する土地
相談先・コインパーキング会社
・自分で設置する場合は、コインパーキングを請け負う工事会社

コインパーキング会社に依頼すれば、管理費用が差し引かれますが、初期費用不要で空き地を活用できます。立地がある程度良いならば、手軽に土地を活用できる方法としておすすめです。

【応用編】空き地をそのまま売却する

自分で活用するのが難しい場合には、空き地の活用を諦めて他人に売却する方法もあります。

土地を売却することで、空き地の管理や固定資産税の支払いから解放されるメリットがあります。

【空き地をそのまま売却する方法の詳細】

メリット・活用方法を考えなくて良く、手間も費用もかからない
・売却することで、まとまったお金を手に入れられる
・相続した空き地の場合、現金化することで分割しやすくなる
デメリット・定期的に収益化できる土地の場合、その価値のある不動産を失うことになる
・利用価値が低い空き地の場合、なかなか買い手が見つからないことがある
費用の目安・古家がある場合は、解体費用がかかることがある
・草や木が生えている場合は、整地費用がかかることがある
こんな状況におすすめ・所有者に活用するモチベーションが無い場合におすすめ
相談先・不動産の売買を手がける不動産仲介会社

【応用編】隣接地を買い取って土地活用しやすくする

土地の利用価値が低いせいで、売却や活用が難しい場合には、隣接地を買い取って土地活用しやすくする方法も検討してみましょう。

土地が狭すぎる、不整形地(旗竿地などいびつな形)である、道路に面していない、道路の幅員が狭いなどに該当する場合、土地を利用しにくく、売却するにも活用するにも利益を出しづらくなります。

例えば、上記画像のような旗竿地(かざねち)の場合、間口が狭く駐車場なども作れないため、このままでは土地活用がしづらい土地といえます。

このようなケースで隣地を買い取ることができれば、活用方法が広がり、活用も売却もしやすい土地になります

【応用編】無償で譲渡する(贈与・寄付)

売却も活用もできず、固定資産税がかかるだけの要らない空き地ならば、欲しい相手に贈与や寄付するという方法もあります。

例えば、前章で紹介した方法の逆で、空き地に隣接する土地の所有者に贈与する方法があります。贈与は「無償であげること」を指しますが、場合によっては少し謝礼をもらえるかもしれません。

また、NPO法人や自治会などに寄付するという方法もあります。

無償譲渡するこれらの方法では利益を得ることはできませんが、固定資産税ばかりかかってマイナスになっていた場合には、それらをゼロにできるため、メリットがある方法でしょう。

【応用編】相続土地国家帰属制度を使って手放す

相続した空き地を手放したい場合には、2023年4月27日からスタートした「相続土地国家帰属制度」を使って、国に土地を引き取ってもらう方法もあります。

この制度は、増え続ける所有者不明土地を解消するために新設されました

建物がある土地は更地にしなければならないなど条件があります。条件に合致しない空き地は引き取ってもらうことができません。

出典:政府広報オンライン/相続した土地を手放したいときの「相続土地国庫帰属制度」

また、申請する際の審査手数料(1筆あたり1.4万円)と負担金(宅地や田畑は20万円など)がかかります。

一定の手数料はかかりますが、売却できず管理もできないという場合には、この制度を活用することも検討してみましょう。
詳しくは、法務省の「相続土地国庫帰属制度について」や、政府広報オンラインの「相続土地国庫帰属制度」をご覧ください。

あなたの空き地にあった活用方法が分かる対応表

前章ではさまざまな空き地の活用方法をメリット・デメリットを交えて解説しました。

ここでは、空き地の特徴や立地などからおすすめの活用方法を選べるよう、「おすすめ度」を記載した対応表を作りました。

【空き地にあった活用方法が分かる対応表】

スクロールできます
資材置き場貸し農園自動販売機事業用定期借地月極駐車場コインパーキング売却隣接地を買い取る無償で譲渡国に返還
収益性×
初期費用がかからない××
運営コストがかからない××
手を加えずに活用できる×
運営の手間がかからない×
人通りが重要××
狭い空き地××
広い空き地
都心部××
田舎
短期活用
長期活用
売却すら難しい空き地△最終手段

ぜひこの表を参考にしてください。

悩んだら土地活用の一括請求がおすすめ

この記事では、空き地の土地活用方法について解説してきました。空き地でも有効活用できる方法があることをイメージできたのではないでしょうか。

どの活用方法が良いか検討するには、複数の企業に問い合わせたり資料請求したりする必要がありますが、これが意外と手間がかかります。

できるだけ手間をかけたくない方には、土地活用のプランを一括比較できる一括請求サービスがおすすめです。
例えば「HOME4U土地活用」というサービスを使うと、一回の入力で、最大10社から空き地の土地活用プランを受け取ることができます。

出典:HOME4U土地活用

一回の入力で、複数の活用方法が混ざった状態で複数の会社から資料が届くので、かなり便利なサービスです。

複数の活用方法を比較検討する中で、空き地を最も有効活用できる最善のプランが見つかるはずです。

複数の企業にまとめて資料請求したい方はぜひ、このような便利なサービスを活用してみてください。

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まとめ

本記事では「空き地を土地活用する方法」について解説してきました。最後に、要点を簡単にまとめておきます。

どの土地活用方法が向いているかは、その空き地の特徴や立地、どの程度手間をかけられるかなどによって異なります。

自分で判断が難しい場合には、土地活用プランを一括請求できるサービスを利用するのがおすすめです。自分では思いつかなかった活用方法が見つかるかもしれません。

空き地を放置しても固定資産税がかかるだけなので、ぜひ早めのタイミングで活用方法を検討してみてください。

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土地活用には様々な選択肢があるだけではなく、不動産会社によっても提案の中身も違ってきます。

あなたにとって最もベストな土地活用を行うためには複数の業者の提案を確認することが重要です。

タウンライフ土地活用であれば、複数の優良企業からオリジナルの土地活用方法の提案を無料で貰うことができますので、その中で最もメリットの高いプランを比較して検討することができます。

まだ土地活用を考えはじめたばかりでも無料なので、一度試してみると良いでしょう。

著者

賃貸マンション・賃貸アパートなど、タイセイ・ハウジーが管理する全国の不動産賃貸住宅情報をご紹介しています。賃貸管理業務を通じた知識をわかりやすくお届けできればと考えています。

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