02 物件売買ご提案ストーリー

売る力×守る力。その連携が価値になる。

PROLOGUE

タイセイ・ハウジーには、不動産部という売買仲介業務専門の部署があります。オーナー様との関係を綿密に持つPM（プロパティマネジメント）課と連携しながら、物件を新たな持ち主へ引き渡しするサポートをします。

PROJECT MEMBER

F.Y

不動産部マネージャー
N.H

U営業所 PM課

お二人は、どのような業務を担当されていますか？

F.Y: 私は新卒で入社をして、M営業所で賃貸仲介の営業からスタートしましたが、今は不動産部に所属しています。主な業務は、社内外問わず物件の売買仲介を行い、最終的に物件の引き渡しまでをサポートすることです。当社で管理を行っているオーナー様から売買の相談があった際、不動産部が対応をしていますので、オーナー様と密な関係を築いているPM課の方との連携が大切になっています。
N.H: 私が所属しているPM課は、オーナー様の賃貸物件を維持管理する部署です。物件の営繕工事の提案したり、発生したトラブルの解決や、空室が出れば募集活動を行います。オーナー様の賃貸経営をサポートするパートナーのような役目だと、私は思っています。
F.Y: オーナー様の物件を売却する際は、自分たちの力だけでは対応できないので、チームで取り組んでいく姿勢が求められますよね。
N.H: そうですね。売買案件を受けた場合、PM課がオーナー様との窓口で、不動産部が実行部隊とイメージしてもらうと、分かりやすいかもしれません。この二者の連携が密であるほどオーナーさまに高いサービス力を発揮できますよね。
F.Y: 連携が発揮されたエピソードとして、2人で取り組んだ売買のプロジェクトが思い浮かびますね。

トーク場面

売買プロジェクトについて教えてください。

N.H: 私が管理を担当している物件の中に、2世代に渡り、25年以上管理をさせていただいたマンションがあります。オーナー様と懇意にさせていただいていたのですが、ある時売却を考えているとご相談を受けたのです。理由を伺うと、オーナー様がご年齢的に相続を意識するようになり、遠方にお住まいのご子息に賃貸経営の負担をかけたくないという想いからでした。
F.Y: そのお話を共有いただき、N.Hさんと二人でオーナー様と面談をさせていただきました。過去の修繕記録などの物件に関する事について、管理を行っているN.Hさんがしっかりと把握してくださっていたので、スムーズにお話が進みましたよね。
N.H: 築年数的に1,000万円以上する高額な修繕工事の時期をむかえていたので、その費用を負担することなく、また引渡し後に買主とトラブルにならない形で売却したいと考えていることが分かりました。F.Yさんも、専門の買取業者に売却する提案をしてくれましたよね。あれはどうして？
F.Y: 一般の方と比べて、買取業者はプロとして十分に物件を調べた上で購入するので、買取価格は下がることが多いものの、引き渡し後にトラブルとなる事が少ないんです。また引き渡し後に、物件に何か不具合があっても、売主への責任を無しとする事ができるので、オーナー様に安心していただけるかと思ったんです。
N.H: そうだったんですね！実際オーナー様からも、タイセイ・ハウジーは管理だけでなく売買まで全部面倒見てくれるから任せられる、と言っていただけました。
F.Y: いえいえ、長年管理している物件のオーナー様であったからこそ、N.Hさんを通じて関係性が築かれていて、売却の話をスムーズに行う事ができたんです。おかげで価格面だけではなく、条件面でもオーナー様の希望を満たす買主が見つかり、無事売買契約を締結できました。
N.H: 引き渡し後も当社での管理が継続してもらえることになって、新しいオーナー様とも良い関係が築けています！
F.Y: さすがN.Hさん！

トーク場面

プロジェクトで学んだことや、やりがいを感じたことは？

F.Y: 販売方法などの提案にオーナー様から快く承諾いただき、全てを任せてもらえた事にやりがいと責任を感じました。売買契約後も、自分の仕事内容に対して感謝の言葉をもらい、より良い形となっている事に嬉しくなりましたね。
N.H: 私はオーナー様が長年大切に所有されていた物件が、次の方に渡る瞬間に立ち会い、やりがいと責任を感じました。
F.Y: 個人的には、このプロジェクトでN.Hさんから学ぶことがたくさんありました。
オーナー様とのやり取りを見ていると、普段から小まめにコミュニケーションを取っているのだなあと思いました。オーナー様のご相談を親身に聞き、ご意向を確認してくださっていたからこそ、トラブルなく契約まで進めることができて、とても助かりました。
N.H: そんな風に見てくださっていたんですね。なんか照れます。自分もF.Yさんから学ぶことがありました。物件調査や売却価格査定の資料を用いてどうするのが良いかをご説明したり、メリットだけでなくデメリットの両方をお話して、より信頼を得ていたのが印象的でした。
F.Y: 売買物件は決して安いモノではありません。上手くいくかオーナーさまは不安を抱えられています。不安をどこまで小さくできるかも、私たちの大切な役割なので、資料などの事前準備や安心出来る根拠が欠かせないですね。
今後もオーナー様の真の希望を捉えて、お応えすることを心掛けていきたいと思います！
N.H: 私も、今後は管理だけでなく売買知識も学んで、オーナー様の幅広いニーズに応えていきたいです。