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坪単価の簡単な計算方法は?計算ツールから2割の誤差への対処法まで

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坪単価の計算方法

坪単価ってどう計算するの?坪単価の計算方法が分からない…と、お悩みではありませんか?

坪単価は、

坪単価 = 家の本体価格  ÷ 延床面積(坪数)

の計算式で求めることができます。

「坪」とはタタミ2枚分の広さ「延床面積」とは1階だけでなく2階、3階…の床面積を合計した広さです。

坪単価を計算すると、1坪当たりの価格にそろえることができるため、家の建築費用が割高なのか、割安なのかが分かったり、他の家と比較しやすくなります。

しかし坪単価はあくまでも目安であり、正確に計算できないものです。

なぜなら坪単価の計算には厳密な基準がなく、企業によって計算方法がバラバラだからです。

坪単価の注意
坪単価の注意

こうした性質をよく理解していないと、

計算した坪単価よりも高い坪単価を提示され、想定よりも建築費用がかさんでしまった

などの問題が起こります。

そこでこの記事では、かんたんに坪単価を計算する方法を解説すると共に、坪単価の正しい考え方や、坪単価の使い方について、次のような順で解説していきます。

この記事を読めば、坪単価をかんたんに計算できるようになり、坪単価の正しい使い方、さまざまな坪単価の使い分けができるようになります。

ぜひ最後まで読んで、坪単価の計算方法や、使い方をマスターしてくださいね。

また、家づくりで後悔しないために最初にやるべきことは、複数のハウスメーカーのカタログを一括で取り寄せて比較しておくことです。

というのも、直接ハウスメーカーに申し込むよりも資料請求した方がお得になるからです。

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家づくりの第一歩として、まずは気軽にカタログを取り寄せることから始めてみてください。

目次

注文住宅の坪単価をかんたんに計算する方法

注文住宅の坪単価を計算する方法

冒頭で述べた通り、注文住宅の坪単価を計算するには、

坪単価 = 家の本体価格 ÷ 延床面積(坪数)

の式を使います。

電卓を使うとすぐに計算できますが、もっと手軽に坪単価が計算出来る2つの方法を紹介します。

2つの方法は、以下の通りです。

それではさっそく、解説していきましょう。

手軽に計算するなら「無料計算ツール」がオススメ

坪単価をとにかく手軽に、手早く計算したいなら、ツールを使うのがオススメです。

数字を入力するだけで、瞬時に坪単価を計算することができます。

ツールを探すときは坪単価 計算 ツールと検索しましょう。

ここでは、「オウチーノ 坪単価・平米単価・坪数 計算ツール」を参考に、坪単価計算ツールの使い方を詳しく説明します。

坪単価計算ツール
参考:オウチーノ 坪単価・平米単価・坪数 計算ツール
◎手順

ツールを開いたら、「物件価格」「広さ」の欄が空欄になっているのが分かります。

この欄に、それぞれ数字を入力しましょう。

「広さ」の欄は、初期状態だと「㎡」の方にチェックが入っていますので、「坪」の方にチェックを入れ直してください

最後に、「結果を表示する」をクリックすると、右側に計算結果が表示されます。

これで、簡単に坪単価を計算することができました。

大量に計算するならエクセルがオススメ

たくさんの坪単価を一気に計算したいなら、エクセルGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトを使うのがオススメです。

セルに計算式を登録しておくと、大量のデータを瞬時に計算できます。

ここでは、実際にGoogleスプレッドシートで坪単価を計算する方法を紹介します。

坪単価 計算

まずは、

A1「物件価格」
B1「坪数」
C1「坪単価」
C2「=A2/B2」

と、それぞれのセルに入力します。

A2に物件価格B2に坪数の数値を入れれば、自動的にC2に坪単価が表示されます。

坪単価の計算

データが複数あるときは、A3、A4…、B3、B4…の欄をそれぞれ埋めたのち、
C2(=A2/B2)のセルをコピーしてC3、C4…にペーストすれば、一気にたくさんの坪単価が計算できます。

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【注意】坪単価と建築費用には2割の誤差が出ることが多い

坪単価と建築費用には2割の誤差が出る

坪単価が計算できたら、延床面積をかけることで、家の建築費用を概算することができます。

しかし実際の建築費用は、概算よりも2割ほど高くなることが多いです。

この大きな理由は、坪単価にはふくまれない費用があるからです。

たとえば、計算した坪単価が100万円だったとしましょう。

延床面積が40坪(約130㎡)の家を建てる場合、

坪単価100万円 × 延床面積40坪 = 建築費用概算4,000万円

となります。

しかし、実際にハウスメーカーや工務店に見積もりを依頼すると、「建築費用は4,800万円です。」と言われてしまうことが多いのです。

誤差がもっと大きくなることもあります。

計算した坪単価と、実際の建築費用に誤差が出る理由には、以下のようなものが挙げられます。

それぞれ、分かりやすく解説しましょう。

付帯工事費・諸経費の考え方が違うから

坪単価と、建築費用の総額に2割程度の誤差が生じるもっとも大きな原因は、付帯工事費諸経費の考え方が違うからです。

付帯工事費とは、家を建てる工事以外の工事費のことを指します。
諸経費とは、工事費以外の経費です。

付帯工事費家を建てる工事以外の工事費のこと。総費用の15~20%ほどを占める。
地盤改良費、水道引込工事費、ガス工事費、電気設備工事費、ネット回線工事費、外構工事、空調設備工事費、照明器具工事 ほか
諸経費工事費以外の経費のこと。総費用の5~10%ほどを占める。
住宅ローン借入費用、登記費用、仲介手数料、保険料 ほか

たとえば、

Aハウスメーカーでは、坪単価に付帯工事費・諸経費をふくむ。
B工務店では、坪単価に付帯工事費・諸経費をふくまない。
Cハウスメーカーでは、付帯工事費のうち水道引込工事費・ガス工事費・電気設備工事費はふくむが、地盤改良費はふくまない。諸経費をふくまない。

といったように、ハウスメーカーや工務店によって、坪単価の考え方はバラバラです。
上記のケースでは、すべての坪単価が異なる金額になります。

付帯工事費は総費用の15~20%ほど、諸経費は総費用の5~10%ほどが相場です。
そのため、坪単価と実際の建築総費用には2割程度の誤差が出ることが多いのです。

延床面積の考え方が違うから

坪単価と、建築費用の総額に誤差が生じる原因に、延床面積の考え方が違う、というものがあります。

延床面積延床面積
1階、2階、3階…の面積を合わせたもの
施工床面積施工床面積
延床面積と、外構部分の面積を合わせたもの

延床面積とは、家の中の面積の合計です。

1階、2階、3階…があれば、それぞれの面積を合計します。

一方、駐車場・玄関・門・側溝など「外構」と呼ばれる部分をふくめた面積を「施工床面積」と言います。

施工床面積をどこまで坪単価にふくめるかは、各ハウスメーカー・工務店により異なるので、建築費用に誤差が生じるのです。

地域によって相場が違うから

坪単価は、地域によって相場が違うので、誤差が生じます。

坪単価 地域別相場比較
地域坪単価(平均)
東京都126万円
大阪府114万円
愛知108万円
青森90万円
鳥取103万円
参考:住宅金融支援機構 フラット35利用者調査 2023年度集計表

図のように、都市部と地方部では、坪単価の相場が違います。

また、同じ県内・市内でも、町が違う、駅からの距離が1km違う、といった理由だけで、坪単価が異なることも多いです。

もし、駅から10km離れたところの坪単価を計算しても、駅から1km以内の坪単価とは異なることがあります。

このように、地域によって相場が違うので、坪単価や建築費用には誤差が生じます。

住宅設備が違うから

住宅設備が違うと、坪単価や建築費用に誤差が生じます。

ハウスメーカーや工務店によって、住宅設備に使う製品は異なります。

施工主の注文により、設備のグレードを上げることもあるでしょう。

使用される住宅設備の値段が変わるのですから、坪単価が違うのも当然です。

特にキッチンや壁紙などが違うと、誤差が大きくなることが多いです。

※住宅設備の例
  • システムキッチン
  • システムバス
  • トイレ
  • 給湯器
  • 発電機
  • 洗面台
  • ガーデニング ほか

これらの住宅設備の質が違うので、坪単価や建築費用に誤差が生じるのです。

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坪単価のオススメ活用法5つ

坪単価のオススメ活用法

ここまでで、坪単価の計算方法や、建築費用に誤差が生じる理由が分かったと思います。

それでは、坪単価はどのように活用すべきなのか、オススメの活用法について紹介しましょう。

坪単価のオススメ活用法は、以下の5つです。

それぞれ、分かりやすく解説していきましょう。

2割上乗せして注文住宅の建築費の目安にする

坪単価は、注文住宅の建築費の目安にすることができます。

まず坪単価に延床面積をかけて、それに2割上乗せすると、正確な建築費用に近くなります

2割加算することで、坪単価にはふくまれない費用が加算されるためです。

注文住宅の建築費目安 = 坪単価 × 延床面積 × 1.2(付帯工事費・諸費用の分)

ただしハウスメーカーや工務店によって坪単価の考え方が違うので、一律2割加算されるわけではない点に注意しましょう。

マンションのグレードの目安にする

坪単価は、マンションのグレードを比べる時に、よく利用されています。

これは、坪単価を利用することで、広さが異なるマンションの比較をしやすくなるからです。

たとえば、同じ3LDKで、5,000万円と、6,000万円の、2つのマンションがあるとします。

3LDK 5,000万円 のマンション21坪(69㎡)坪単価238万円
3LDK 6,000万円 のマンション28坪(92㎡)坪単価214万円

価格だけ見ると、6,000万円のマンションの方が高いです。

しかし坪単価を見ると、5,000万円のマンションの方が割高になっているのが分かるでしょう。

その分、住宅設備がいいのかもしれませんし、立地が良いのかもしれません。

このように、マンションの坪単価を見ると、グレードの目安にすることができます。

賃貸物件の月額賃料の目安にする

坪単価は、賃貸物件の月額賃料を表すときに使われます。

なぜなら、アパートやオフィスの賃料は地域や立地による差が大きいため、単位を坪にそろえることで、その差を比較しやすくなるからです。

賃貸物件の坪単価を計算するには、以下の計算式を用います。

賃貸物件の坪単価 = 月額賃料 ÷ 坪数(広さ)

逆に、計算した賃貸物件の坪単価に、坪数をかければ、月額賃料の概算ができます。

たとえば、坪単価が2万円なら、20坪のオフィスの賃料は、月額40万円です。

坪単価 2万円 × 20坪 = 賃料40万円/月

実際には、以下の図で示すように、各不動産会社が独自に賃貸物件の坪単価を算出しており、地域の賃料の比較をするのに利用されています。

賃貸物件の月額賃料目安に坪単価を利用している例

このように、1坪あたりの賃料相場が一覧になっているため、どこでオフィスを借りるか、比較検討しやすくなっています。

坪単価を計算することで、月額賃料の目安として活用できることが分かりますね。

土地を売るときの売却価格の目安にする

坪単価は、土地を売るときの売却価格の目安にすることができます。

売却価格の坪単価を計算するには、以下の計算式を使いましょう。

売却価格の坪単価 = 売却価格 ÷ 坪数(広さ)

ただし実際に土地を売るときには、売却価格から、売却手数料などの諸経費が引かれた上で、残った金額を受け取ることになります。

このときの諸経費は、売却価格の3割ほどが相場です。

そのため、正確な坪単価を計算するのは難しいでしょう。

売上効率をはかる目安にする

坪単価は、売上効率をはかる目安としても活用できます。

通常、地域や店舗の広さがバラバラなので一概に比較するのは難しいですが、単位を坪にそろえることで売上効率を比較しやすくなるからです。

たとえば、複数の飲食店を経営している人が、売上効率を比較するケースでは、以下のように考えることができます。

飲食店の売上効率をはかるために坪単価を利用する例
1坪あたりの売上
飲食店A 売上600万円/月 広さ30坪20万円/月
飲食店B 売上900万円/月 広さ50坪18万円/月

この場合は飲食店Aの方が売上効率が良いと判断できます。

このように企業側から見ると、1坪当たりの売上を「坪単価」と呼ぶことがあります。

売上の坪単価を求める計算式は、以下の通りです。

売上の坪単価 = 1か月の売上 ÷ 坪数(広さ)

坪単価が高くなるほど、効率よく売り場を運用できていると評価します。

ただし、売上効率は坪で決まるものではないので、あくまでも目安として使いましょう。

まとめ

この記事では、坪単価を計算する方法について解説しました。

最後に記事の内容をおさらいしましょう。

まず、坪単価の計算式をお伝えしました。

坪単価 = 家の本体価格 ÷ 延床面積(坪数)

もっとかんたんに坪単価を計算するために、2つの方法を紹介しました。

かんたんに坪単価を計算する2つの方法
WEB上のツールを使う方法家の本体価格と坪数を入力するだけで、瞬時に坪単価がわかる
エクセルを使う方法セルに計算式を登録しておくと、大量のデータを瞬時に計算出来る

ここまでで、坪単価の計算はかんたんに出来ると思いますが、坪単価の考え方には注意が必要なことをお伝えしました。

坪単価は企業によって計算方法がバラバラなので、自分で計算した坪単価と、企業が提示する坪単価や建築費用には、2割程度の誤差が出ることが多いです。

誤差が出やすい4つの理由を紹介しました。

坪単価と建築費用に2割の誤差が出る理由
付帯工事費・諸経費の考えかたが違う付帯工事費は15~20%、諸経費は5~10%ほどかかる。
企業によって坪単価にふくまれる費用がバラバラなので、2割程度の誤差になりやすい。
延床面積の考えかたが違う外構をふくめた施工床面積が坪単価にはふくまれないことがあるので、誤差が出やすい。
地域によって相場が違う都市と地方では相場が違うし、駅からの距離でも相場が違うので、誤差が出やすい。
住宅設備が違う住宅設備に使われる製品の値段が変わるので、誤差が出やすい。

これを踏まえた上で、坪単価はどのように活用すべきなのか、オススメの活用法を5つ紹介しています。

坪単価のオススメ活用法5つ
2割上乗せして注文住宅の建築費の目安にする注文住宅の建築費目安 = 坪単価 × 延床面積 × 1.2
実際の建築費用には2割の誤差が出ることが多いので、あらかじめ1.2倍にして計算すると、正確な建築費用に近くなる。
マンションのグレードの目安にする坪単価に単位をそろえることで、広さが異なるマンションの比較がしやすくなる。
賃貸物件の月額賃料の目安にする賃貸物件の坪単価 = 月額賃料 ÷ 坪数
地域や立地による差が大きいので、単位を坪にそろえることで差を比較しやすくなる。
土地を売るときの売却価格の目安にする売却価格の坪単価 = 売却価格 ÷ 坪数
ただし実際には、売却価格から3割程度の諸経費が引かれた上で、残額を受け取るため、正確な坪単価を計算するのは難しい。
売上効率をはかる目安にする売上の坪単価 = 1か月の売上 ÷ 坪数
複数の飲食店を経営している人が、店舗を比較するために計算する。売上効率は坪で決まるものではないので、あくまでも目安として使う。

この記事を読んでくださった方は、坪単価の計算方法や、利用方法がよく分かったと思います。

坪単価の考え方は企業によってバラバラなので、あくまでも目安として活用してくださいね。

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著者

大学在学中に、人材派遣・セールスアウトソースのスタートアップに参画。その後、賃貸不動産会社専門商社に移り、新規事業開発・営業責任者として東証マザーズ上場後に執行役員を務める。

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