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古河林業の坪単価は60~90万円!施工例でわかる総額と注意点

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古河林業の坪単価は60~90万円

古河林業は創業150年以上の歴史を持つ林業会社で、自社林の国産無垢材を活用した家づくりが強みです。

完全自由設計を採用し、高断熱・高気密といった性能面にもこだわることで、快適で長く住める木の家を提供しています。

SUUMOに記載されている古河林業の坪単価は、60~90万円です。

坪数別の坪数別目安、総額は以下の通りです。

坪数坪単価目安総額
25坪60~90万円1,950~2,925万円
30坪60~90万円2,340~3,510万円
35坪60~90万円2,730~4,095万円
40坪60~90万円3,120~4,680万円
平屋(30坪)60~90万円2,340~3,510万円

これは建物本体の費用であり、土地代は含まれていません。

そのため、坪単価はあくまで目安と考え、予算を立てる際は総額で検討することが大切です。

では、それぞれ見ていきます。

また、本章に入る前に家づくりで後悔しないために“最初にやるべきこと”をお伝えしておきます。

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【注文住宅に関するニュース】2025年1月の戸建て注文住宅の受注は12社中住友林業など5社で増加している

ハウスメーカーが2月17日までに発表した1月の戸建て注文住宅の受注速報値は、12社中5社が増加となった。各社の増減は以下の表の通り。

1月単月期累計
積水ハウス0%5%↑
大和ハウス工業33%11%↓
住友林業20%↑20%↑
セキスイハイム(積水化学工業)6%↓
ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)2%8%↑
ミサワホーム2%4%↑
パナソニック ホームズ3%11%↑
日本ハウスホールディングス5%↑
三井ホーム20%↓6%↓
ヤマダホームズ19.7%↑0.7%↑
タマホーム0%2%↓
ヒノキヤグループ37%↑37%↑
引用:【ハウスメーカー受注速報】住友林業・ヒノキヤG、好調な滑り出し|新建ハウジング

本記事では、不動産売却マイスター独自のアンケートの結果も採用しています。

調査対象人数:1,204人(回答が1,100人)
調査対象内容:ハウスメーカーで実際に家を建てた事がある方
調査期間:2025年5月21〜2025年5月30日
調査委託会社:アイブリッジ株式会社(freeasy)

目次

古河林業の坪単価は60~90万円!25〜40坪の施工例と総額目安を解説

古河林業の坪単価は60~90万円

古河林業の坪単価は60〜90万円です。

しかし、単純に坪単価×坪数の計算だと総額は算出できません。

これはあくまでも本体工事費であり、ここに付帯工事費や諸費用(総額の20~30%)を加算する必要があります。

付帯工事費(建築に掛かる総額の20%程度)
外構や地盤改良、電気・水道の引き込み、仮設工事など、建物を建てるために必要な周辺工事の費用

その他諸費用(建築に掛かる総額の10%程度)
登記手続きや住宅ローンの手数料、火災保険や地震保険の保険料、税金(印紙税・不動産取得税など)など

さらに、ここに土地代もかかります。

すでに土地を所有している場合でも、地盤が弱ければ地盤改良が必要になるほか、古い建物があれば解体費用も発生します。

また、水道・ガスなどのインフラが整っていない土地では、引き込み工事が必要になるケースも多いです。

土地の立地や広さによって金額は大きく変わるため、建築費用と合わせて「土地にかかるコスト」も含めた総額で資金計画を立てることが大切です。

また、坪単価は建築面積や階数、プランによっても変わってきます。

今回は、一般的な割合で各坪数の建築総額を計算しています。

では、坪数別に見ていきましょう。

※下記はSUUMOに掲載の古河林業の坪単価を参考に、総額に対して付帯工事費・その他諸費用(総額の10~20%程度)を計算して算出しました。

価格に幅がある理由は、使用する無垢材の種類や、断熱性、耐震性能、住宅設備のグレードの違いによるものです。

【25坪】坪単価約60~90万円・総額1,950万~2,925万円

平均坪単価60~90万円
建物本体工事費 1,500万〜2,250万円
付帯工事費・その他諸費用(総額の10~20%程度)450~675万円
総額1,950万〜2,925万円

25坪の家を古河林業で建てた場合、坪単価は約60~90万円、総額1,950万~2,925万円となります。

25坪という広さは、単身者や夫婦二人暮らし、小さなお子さんがいる家庭などにちょうどよく、コンパクトながらも快適に暮らせる空間です。

最近では、持ち物を減らしてシンプルに暮らす「ミニマル志向」の方にも人気が高まっています。

コストを抑えつつ、自分たちのライフスタイルに合った家を手に入れたい方におすすめです。

【30坪】坪単価約60~90万円・総額2,340万~3,510万円

平均坪単価60~90万円
建物本体工事費 1,800万〜2,700万円
付帯工事費・その他諸費用(総額の10~20%程度)540~810万円
総額2,340万~3,510万円

30坪の家を古河林業で建てた場合、坪単価は約60~90万円、総額2,340万~3,510万円となります。

30坪は、家族4人がゆったりと暮らせる広さとして人気が高く、古河林業でもよく選ばれるサイズです。

自然素材をふんだんに使ったプランや高性能な断熱材を選ぶことで、快適性がグッと上がる一方、坪単価も上がる傾向があります。

それでも、コストと広さのバランスがとても良いため、初めての家づくりを考えるご家庭にとって、現実的かつ満足度の高い選択肢となるでしょう。

【35坪】坪単価約60~90万円・総額2,730~4,095万円

平均坪単価60~90万円
建物本体工事費 2,100万〜3,150万円
付帯工事費・その他諸費用(総額の10~20%程度)630~945万円
総額2,730万〜4,095万円

35坪の家を古河林業で建てた場合、坪単価は約60~90万円、総額2,730万~4,095万円となります。

二世帯住宅や子ども部屋をしっかり確保したい家庭に人気なのが、ゆとりのある35坪プランです。

広い敷地を活かして収納やワークスペースを確保したい方や、将来を見据えて余裕ある間取りを考えたい方にぴったりのサイズといえるでしょう。

【40坪】坪単価約60~90万円・総額3,120万~4,680万円

平均坪単価60~90万円
建物本体工事費 2,400万〜3,600万円
付帯工事費・その他諸費用(総額の10~20%程度)720~1,080万円
総額3,120万〜4,680万円

40坪の家を古河林業で建てた場合、坪単価は約60~90万円、総額3,120万~4,680万円となります。

40坪の住まいなら、家族全員に個室を用意できるほか、広めのLDK、たっぷりの収納、ワークスペースや趣味の部屋も取り入れることも可能です。

古河林業でも、子育て世帯や将来を見据えて二世帯住宅を検討する方からの人気が高く、自由設計を活かして理想の間取りを実現しやすいのも魅力です。

【平屋プラン(30坪)】坪単価約60~90万円・総額2,340万~3,510万円

平均坪単価60~90万円
建物本体工事費 1,800万〜2,700万円
付帯工事費・その他諸費用(総額の10~20%程度)540~810万円
総額2,340万~3,510万円

30坪の平屋を古河林業で建てた場合、坪単価は約60~90万円、総額2,340万~3,510万円となります。

ワンフロアで完結する平屋は、子育て世帯やシニア層から人気が高まっています。

階段がなく移動が楽な点や、メンテナンス性の高さなど、平屋ならではのメリットも魅力です。

しかし、平屋は2階建てよりも坪単価が高くなる傾向があります。

平屋が高くなりやすい理由は、主に以下の2つです。

平屋が高くなりやすい理由
  • 平屋は同じ延床面積でも、建物が横に広がる分、基礎や屋根の面積が大きくなります。
    そのため、基礎工事や屋根工事にかかる費用が増えやすいです。
  • 広い土地が必要になると、土地代が高くなるケースもあります。

今回ご紹介した金額は、SUUMOに掲載されている平均坪単価をもとに算出した目安です。

実際のプラン内容や設備仕様によって価格は変動するため、あくまで参考価格として見ておきましょう。

古河林業の標準仕様|断熱・気密・設備を詳しく解説

古河林業の標準仕様

古河林業の標準仕様は、断熱・気密性能から設備・素材に至るまで、快適性と自然素材へのこだわりを高水準で両立しています。

住宅性能に直結する構造や仕様の特徴を把握することで、住まい選びの判断がしやすくなるでしょう。

ここでは標準で採用されている断熱・気密・設備内容を具体的に紹介します。

では、それぞれ見ていきましょう。

断熱性能|UA値0.46・コーチパネル・断熱材の特徴

古河林業は、UA値0.46を実現する高い断熱性能を標準仕様で提供し、夏は涼しく冬は暖かい住まいを叶えています。

UA値(外皮平均熱貫流率)とは

住宅の壁・屋根・床などから逃げる熱の量を示す数値で、値が小さいほど断熱性が高いことを意味します。

日本ではエネルギー基本計画の中で、2030年以降建てられる住宅について、ZEH基準の水準を持つ省エネルギー性能の確保を目指しています。

古河林業UA値
出典:古河林業

古河林業が建てる高断熱の家はUA値が0.46と、国が2030年までに目指すZEH基準(UA値0.6)を大きく下回っており、光熱費の削減や快適な室温の維持につながります。

古河林業が高い断熱性の住まいを実現できるのは、独自の「コーチパネル」工法にあります。

コーチパネル工法では、国産材100%の枠材に断熱材の「ネオマフォーム」を隙間なく組み合わせたものを、柱と柱の間にはめ込んで作っています。

古河林業ネオマフォーム
出典:古河林業
ネオマフォームとは

ひとつひとつが髪の毛の太さほど小さな気泡でできている断熱材のこと。

気泡には断熱性の高いガスが閉じ込められていて、熱がより伝わりにくい構造になっています。

さらに、屋根や外壁には吹付発泡ウレタンや外張断熱を併用し、建物全体で熱の出入りを徹底的に防いでいるのも、断熱性が高い理由です。

この仕様は、ZEHや東京ゼロエミ住宅の水準Aにも対応しています。

古河林業の断熱仕様は、快適な室温と光熱費の節約、さらには健康面でもメリットが大きく、経年劣化にも強い長寿命設計となっています。

気密性能|気密性(C値)の実測水準と全館空調の有無

古河林業では、高断熱性能を最大限に活かすため、施工の精度を高めて気密性にも配慮しています。

具体的には、屋根と天井には「屋根断熱×吹付発泡ウレタン」、換気には「ダクト式第一種全熱交換換気システム」を採用しています。

・屋根断熱×吹付発泡ウレタン
複雑な屋根構造にもぴったり密着し、高い気密・断熱性を確保可能です。
ウレタンの約99%が空気で構成されており、木材の調湿性を損なわず、断熱性能も長く維持されます。

さらに、屋根面には通気層付きの構造を取り入れ、湿気や熱がこもりにくい設計になっています。

・ダクト式第一種全熱熱交換換気
給気と排気の両方を機械でコントロールする換気システムです。

空調機能はありませんが、外の空気を取り入れる際、室内の暖かさや涼しさを再利用(熱交換)することで、快適な室温を保ちつつ換気ができます

C値(相当隙間面積)などの具体的な数値は公表されていないものの、施工品質と設備の工夫により、実質的に高い気密性と快適な換気環境を実現しています。

健康と快適性に配慮したこうした住宅性能が、長く安心して暮らせる住まいを支えているのです。

標準キッチン・水回り・内装・オプションの境界ライン

古河林業は「完全自由設計」の家づくりを掲げており、キッチン・浴室・洗面台といった水回りの設備や内装の仕様も、自分のこだわりや予算に応じて柔軟に選べます。

SUUMO特集ページでは、以下のような記載がされています。

システムキッチンなどの住宅設備についてもメーカーを指定して取り寄せるなど、施主の希望をとことん追求する。(引用元:SUUMO

標準仕様を一律に固定せず、施主の希望をベースに設備・内装を決めていくスタイルだからこそ、満足度の高い住まいが実現可能です。

古河林業キッチン
出典:古河林業

好みに応じてデザインやメーカーを選べることで、「自分らしい暮らし」を住まいに反映させられます。

また、内装材や仕上げについても「無垢材の選定や塗装の色」など細部まで相談可能です。

一般的な住宅では仕様が一律になりやすい中、古河林業では個別の希望に合わせて設備や内装を自由に選べます。

自分だけの理想の空間を実現したい方にとって、自由度の高い設計環境は大きな強みとなります。

古河林業ならではの国産材・林業会社の素材品質

古河林業は、創業150年を超える歴史を持つ老舗の林業会社です。

広大な自社林を所有しているからこそ、住宅には国産材を100%使用でき、素材の質と安心感にこだわった家づくりを行っています。

一般的な住宅では、柱に3.5寸(約10.5cm)の木材を使うことが多いですが、古河林業ではより太くて丈夫な4寸(約12.0cm)の木材をふんだんに使っています。

古河林業木材
出典:古河林業

さらに、以下のように、樹種ごとに適した箇所に使い分けることで、木の持つ特性を最大限に活かしている点も特長です。

樹種箇所特徴
秋田杉耐久性がある
軽くて強い
伊勢ヒノキ柱・土台乾燥率15%以下
抗菌・防虫効果が高い
青森ヒバ土台耐久性・耐朽性・耐水性が高い
殺菌・防虫効果
リラクゼーション効果
北海道
岩手県産
カラマツ
梁・桁重く硬い
粘り気があり曲げに強い
美しい木目と鮮やかな筋

このように素材にしっかりこだわりながらも、坪単価は60万円台からと比較的手の届きやすい価格で提供されています。

コストパフォーマンスの良さと、国産材ならではの安心感・快適さを兼ね備えた住まいが実現できるのが、古河林業の大きな魅力です。

古河林業は高い?他ハウスメーカーとの坪単価・仕様・性能を徹底比較

他ハウスメーカーと比較

「古河林業は高い?安い?」そのような疑問を持つ方のために、他の大手ハウスメーカー3社と坪単価・住宅性能・保証内容を比較しました。

価格帯だけでなく、断熱性や設計の自由度、保証制度まで確認することで、自分に合った家づくりのヒントが見えてきます。

大切なのは、自分のこだわりに合った会社を選ぶことです。

この章を読めば、後悔しない比較の軸が明確になります。

では、見ていきましょう。

古河林業と他社との坪単価比較

家づくりの費用を考えるうえで、まず気になるのが「坪単価」ではないでしょうか。

以下が、古河林業と他社ハウスメーカーの坪単価比較表です。

会社名坪単価の目安特徴
古河林業60〜90万円無垢材仕様・注文自由度が高い
住友林業80~120万円木の質感を重視した高級志向
一条工務店70~110万円性能特化型でコスパ良好
セキスイハイム70〜130万円工場生産で品質安定、幅広い価格帯

古河林業の坪単価は60〜90万円と、無垢材をふんだんに使いながらも比較的手が届きやすい価格帯です。

自由設計に対応しているため、自分たちのライフスタイルに合わせた家づくりが可能です。

一方、住友林業やセキスイハイムのように高級志向や工場生産による品質安定を強みにするメーカーは、坪単価がやや高めに設定されています。

コストと性能のバランスを重視したい方には、一条工務店のような性能特化型も選択肢となります。

予算や希望に合わせて、各社の特徴を比較しながら自分たちにぴったりの家づくりを進めていくことが大切です。

古河林業と他社との性能・商品の特徴・保証比較

価格が分かっても、「その家は快適で長く住めるの?」というのは大事な視点です。

そこで、断熱性能や構造、保証制度まで含めて、古河林業と他社の特徴を比べてみましょう。

ハウスメーカー名UA値(断熱)構造・仕様
古河林業0.46コーチパネル+高性能断熱材
住友林業0.46~0.56木造軸組×ビッグフレーム
一条工務店0.25~外内ダブル断熱+全館床暖房
セキスイハイム0.46〜ユニット工法+断熱パネル

※UA値については、プランや条件によって適合しない場合があります。
※保証内容は、構造躯体が主な対象です。

古河林業はUA値0.46という高い断熱性能を持ち、コーチパネルを使った構造も頑丈です。

保証制度は初期10年ですが、定期点検と有償メンテナンスを受けることで最長50年まで延長が可能です。

住まいに求める安心のカタチは人それぞれです。

どの部分を大切にするかによって、最適な選択肢も変わってきます。

古河林業のメリット

古河林業のメリット

古河林業の家づくりは、国産無垢材の質の高さだけでなく、設計の自由度や高い断熱・気密性能にも定評があります。

これらが組み合わさることで、快適で長く住み続けられる家が実現します。

続いては、そんな古河林業ならではのメリットを具体的にご紹介します。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

国産無垢材の品質と林業会社ならではの素材調達力

古河林業の大きな魅力のひとつが、国産無垢材をふんだんに使っている点です。

古河林業の家
出典:古河林業

自社一貫体制が整っているため、コストパフォーマンスよく、木をたっぷり使った丈夫な家を建てることができます。

たとえば、一般的な住宅会社ではなかなか手に入りにくい、樹齢50年以上のスギやヒノキも、古河林業の標準仕様で使われるケースがあります。

すべての部材に使われているわけではありませんが、林業会社ならではの強みと言えるでしょう。

山林事業と住宅事業の両輪で長年培ってきた経験と技術により、木の魅力を活かした本格的な木造住宅が実現します。

無垢材の香りや肌触りを日常的に楽しみたい方に、ぜひおすすめしたいメーカーです。

高水準の断熱・気密性能で快適な室内環境

古河林業の住まいは、高断熱×高気密の両立によって、1年中快適な温度環境を保てるのが大きな魅力です。

以下のような構造的な工夫が、その快適さを支えています。

快適さを支えるポイント

UA値0.46を標準仕様で実現
 国のZEH基準(UA値0.6)を上回る断熱性能で、室内の温度を安定化します。

吹付発泡ウレタン断熱を屋根に採用
 梁や柱のすき間にも密着し、木材の収縮にも対応。長期にわたって断熱・気密性を維持できます。

基礎部分も気密・通気対策を強化
 気密パッキンや通気構法で、湿気や結露を防止可能です。

第一種全熱交換型の換気システムを導入
 熱を逃さず、空気だけを入れ替えることで冷暖房効率を高めます。

こうした仕様により、「断熱も気密も妥協したくない」という方にとって、古河林業の家は非常に頼れる選択肢となります。

外気の影響を受けにくく、エアコンに頼りすぎない快適な暮らしを目指す方におすすめです。

完全自由設計・自社設計士による柔軟なプラン提案

自分たちだけの理想の家を建てたい方にとって、古河林業の完全自由設計は大きな魅力です。

なぜなら、間取り・素材・性能まで「ゼロから一緒に考える家づくり」が可能だからです。

古河林業では、経験豊富な自社設計士が直接ヒアリングし、ご家族の希望や敷地条件に応じて、耐震性や断熱性、素材の選定までトータルにプランニングしていきます。

設計から施工、木材加工まで一貫体制だからこそ、細かな要望にも対応できます。

たとえば、無垢材を生かした大黒柱や梁の見えるリビング、書斎や中庭のあるプランも実現可能です。

また、全棟で「設計・建設住宅性能評価書」を取得しており、性能も数値で証明されています。(参考:古河林業

アフターサポート体制と50年保証の安心感

家は建てて終わりではありません。

だからこそ、長く安心して住めるアフターサポートはとても大切です。

古河林業では森づくりによる生産から、アフターサポートまで自社一貫体制が整っているのが強みのひとつです。

アフターサポートでは、構造躯体50年保証の長期サポートと24時間コールシステムを受けられます。

古河林業の保証内容
出典:古河林業

また、構造躯体は40年後まで無料点検があり、無料のメンテナンスを受けることで最長50年の保証が受けられます。

その他長期保証部分は30年後まで無料点検があり、有償メンテナンスを受けることで最長30年の保証を受けることが可能です。

「建てたあともちゃんと見てくれる」という安心感は、見えにくいけれどとても大事な要素です。

古河林業のデメリット

古河林業のデメリット

古河林業は魅力ある木の家を提供する一方で、いくつか注意点も存在します。

これらを事前に理解しておくことで、後悔のない家づくりが実現できます。

詳しく解説するので、判断材料としてぜひ参考にしてください。

では、見ていきましょう。

営業担当や提案力にバラつきがある

営業担当や提案力にバラつきがある点は、古河林業に限らず多くの住宅会社に共通するポイントです。

自由設計が魅力であるからこそ、担当者の対応力が家づくりの満足度を大きく左右します。事前に以下のような点を確認しておくと安心です。

納得の家づくりには、提案力のある担当者を見極めよう

担当者との相性
 要望をしっかり聞いてくれるか、話しやすい雰囲気かを見極めましょう。

理解力と提案力
 こちらの意図を正確に汲み取り、具体的かつ現実的なプランを提示してくれるかが大切です。

知識や対応の差
 地域密着型の姿勢は魅力ですが、担当者によって知識量や対応力に差が出ることもあります。

違和感を見逃さない
 打ち合わせの中で「ん?」と思う点があれば、それも判断材料として重視しましょう。

どんなに良い素材や工法があっても、人とのやり取りで家づくりは大きく変わります。

納得のいく住まいを実現するためにも、契約前のやり取りをしっかり見極めることが重要です。

坪単価が上がりやすいオプション費用

古河林業は、自社林の国産材を使った無垢の床や、丁寧に仕上げられた造作家具など、素材やデザインの自由度が高いのが魅力です。

ただしその一方で、もともと設定されている基本的な設備や仕様では物足りず、オプションを選ぶことで坪単価が上がることもあります。

以下に、古河林業の主なオプションをまとめました。

オプション項目内容
内装デザイン板貼り天井・格子壁・現し梁など、自然素材を活かしたデザインへカスタマイズ可能
フローリングの樹種ウォールナット、オーク、バーチなど多彩な無垢材を自由に選択
住宅設備ハイグレード仕様や他メーカーへの変更・追加が可能
省エネ・環境設備太陽光発電・蓄電池・床暖房などを必要に応じて追加可能

オプションを追加すれば、より理想の家へ近づきます。

しかし、コストを抑えたい人は「どの設備が基本に含まれていて、どこから追加費用が発生するのか」を見積もり段階でしっかり確認しておくことが重要です。

また、古河林業で家を注文する場合、希望する方は「大黒柱ツアー」に参加できます。

古河林業の大黒柱ツアー
出典:古河林業

大黒柱ツアーでは、古河林業の林業所でプロと一緒に森を歩き、建築する家に使用する大黒柱を自ら伐採可能です。

木を伐採する機会はめったにありません。

家を守る大事な大黒柱を家族で選べるのは素敵な思い出になるでしょう。

対応エリアが限定的なため建築地によっては難しい場合も

古河林業は、創業150年を超える林業会社としての強みを活かし、自社林の国産木材を使った家づくりを行っています。

その反面、対応エリアは全国ではなく、関東・東北・東海エリアの一部地域に限られています。

大手ハウスメーカーのような全国対応はしておらず、地域によってはそもそも建築依頼ができない場合もあります。

現在は、展示場が19か所、打ち合わせ専用の事務所が2か所、林業所が4か所あり、地域に密着した提案力にも定評があります。

ただし、対応エリア外だと打ち合わせや施工そのものが難しいため、まずは自分のエリアが対象かどうかを事前に確認することが大切です。

古河林業に関するよくある質問

古河林業に関するよくある質問

古河林業で家を建てたいと考えたときに、よく出てくるのが「どこで相談できる?」「割引はある?」「建てた後も安心?」といった疑問です。

続いては、展示場の場所やキャンペーン、上棟式や保証の内容まで、よくある質問をわかりやすくまとめていきます。

「気になることが多すぎて進められない…」そんな方も、ここを読めば解決のヒントがきっと見つかります。

古河林業の展示場はどこにある?

【答え】東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木などの各地に展示場があり、それぞれ異なるコンセプトのモデルハウスを展開しています。

実際にモデルハウスを見学することで、国産材の質感や断熱性、自由設計のプランニングなどを体感できます。

また、自社林の国産材を使っている古河林業だからこそ、木の香りや温もりを現地で感じられることが大きな魅力です。

以下の例のように、東京では都市型コンパクトな設計、神奈川ではゆとりある二世帯対応型、埼玉では「SUMICOCOCHI」といった断熱性と快適性を追求した仕様が展開されています。

【古河林業 展示場モデルハウスの一例】

展示場名テーマ特徴
江戸川展示場都市型×多世帯対応3階建+屋上庭園+EV付き住宅
横浜第二展示場0.和モダン×多機能型土間・勾配天井・堀こたつのある家
上尾展示場SUMICOCOCHI快適性&省エネ重視モデル

展示場によってモデルハウスのテーマや構造が異なるので、複数拠点で比較見学してみるのも効果的です。

住まいのイメージを具体的にしたいなら、公式サイトから気になる展示場を予約して、複数のモデルハウスを比較見学するのが賢い選択です。

お得なキャンペーンは利用できる?

【答え】古河林業のキャンペーンは、時期や条件を満たせば実際に利用できます

ただし、開催期間や適用条件が限られているため、事前の確認が重要です。

同社では、展示場来場や成約を条件としたキャンペーンを不定期で実施しており、特典内容も時期により異なります。

対象者や申込方法が明記されている場合が多く、詳細は公式サイトや展示場で案内されています。

2025年には、このようなキャンペーンが実施されていました。

創業150周年記念「総額1.5億円還元キャンペーン」
キャンペーン
出典:古河林業

抽選で1棟1,000万円値引き、90棟150万円値引き、特別賞として抽選で20棟にKURIKOMAの椅子が当たるキャンペーンです。

また、早期契約特典として、太陽光発電をプレゼントしています。

最新情報は公式サイトや展示場で随時案内されていますので、気になる方はこまめにチェックして、お得なタイミングを見逃さないようにしましょう。

上棟式やアフター保証の内容は?

【答え】古河林業では、上棟式を希望に応じて行えるほか、最長50年間の構造躯体保証と24時間対応のサポート体制が整っています。

上棟式は施主の希望に応じて実施され、家づくりの重要な節目を体験できます。

アフターサービスでは、初期10年保証に加え、定期点検とメンテナンスを重ねることで構造躯体は最長50年、その他も最長30年の保証が受けられます。

さらに「24時間コールシステム」では、緊急時や不具合にいつでも相談でき、台風などの災害時には特別対応体制が設けられています。

古河林業では、住まいを長く快適に保つための定期点検・長期保証・24時間サポートの3つを組み合わせた体制が用意され、いつでも安心です。

まとめ

古河林業の坪単価は60~90万円と、無垢材の家づくりとしては中間的な価格帯です。

坪数別の坪数別目安、総額は以下の通りです。

坪数坪単価目安総額
25坪60~90万円1,950~2,925万円
30坪60~90万円2,340~3,510万円
35坪60~90万円2,730~4,095万円
40坪60~90万円3,120~4,680万円
平屋(30坪)60~90万円2,340~3,510万円

これは建物本体の費用であり、土地代は含まれていません。

25~40坪の施工例からもわかるように、建物本体工事費だけでなく、付帯工事費や諸費用を含めた総額を把握することが重要です。

高水準の断熱・気密性能、完全自由設計、自社林の国産材活用といった特徴により、「快適で長く住める木の家」を実現したい方にとっては有力な選択肢となるでしょう。

一方で、オプション追加によるコスト上昇や対応エリアの限定など注意点もありますので、資料請求や展示場の見学で実際の仕様や価格感を確認し、自分たちに最適なプランを見つけることが大切です。

まずは一歩踏み出して、古河林業の家づくりを体感してみてください。

理想の住まいへのヒントがきっと見つかります。

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著者

大学在学中に、人材派遣・セールスアウトソースのスタートアップに参画。その後、賃貸不動産会社専門商社に移り、新規事業開発・営業責任者として東証マザーズ上場後に執行役員を務める。

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